新型コロナ流行下での前代未聞のパリの年越し

今年の年越しはこれまで見たことがないものになりました。

要するに、

  • 観光客その他が全く居ない
  • カウントダウンの掛け声も無い
  • 浮き浮きムードゼロの静かな夜

こんなに活気のない風景の12月31日はもちろん人生初体験です!

目次

人気が無くまるでSF映画のようなシャンゼリゼの風景

シャンゼリゼからの中継をテレビで見たのですが、外出者取締りの警官と警察の車両が目立つだけで、歩行者は皆無です。
イルミネーションは点灯されているものの、なんとなく戦時下のような雰囲気。

クリックすると、外出して写真撮影が許されるプロのジャーナリストが撮った写真が見れます。

ジャン・ミッシェル・ジャールのノートルダム大聖堂のライブはTVでしか見れない

今年はニュース放送局のBFMテレビでカウントダウン時にかけてパリのノートル・ダム寺院でジャン・ミッシェル・ジャールのバーチャルコンサートの生中継が放送されました。
日本の小室哲哉と共同でのコンサートを開いたこともある、世界的に有名なシンセサイザー奏者ですが、今年は3ヶ月に渡る構想と準備のもと、大晦日のノートルダムコンサートをおおよそ50分間弱に渡って独演ライブ中継!

これはコロナ禍のおかげで実現しました。そうでなければ去年のように大勢の観客を招いてのクラシックフリーコンサートなどのどこかで観た催ししかなかったはずです。これだけは新コロナに感謝しなければいけないのかと思うと複雑です。

コンサートの題名は「WELCOME TO THE OTHER SIDE£」

コンサートと言っても一般人は外出禁止なので不在、本人+おそらく若干の関係者が画面の中に時々写り込んでいます。

ジャール氏は高名な作曲家モーリス・ジャールの子息、御年72歳には見えないエネルギッシュ、そして幻想的なコンサートです。

コンサートはこのリンクhttps://www.bfmtv.com/societe/en-direct-31-decembre-on-le-passe-ensemble-suivez-notre-soiree-speciale-pour-feter-le-passage-a-la-nouvelle-annee_LN-202012310237.html
を開いて、画面中程までスクロールダウンした

Suivez le concert virtuel de Jean-Michel Jarre à Notre-Dame

のところにあるビデオ画面から観れます。閲覧は全画面モードがおススメ。

おそらくしばらくは大丈夫だと思いますが、お早めに。

しかしこの御方、あのシャーロット・ランブリング、「ニキータ」のアンヌ・バリヨーが元奥様、そして現夫人は「紅夢」や「SAYURI」のコン・リーとは知りませんでした。世界的に有名な音楽家は奥様もよりどりみどりなのでしょうかねえ・・・。

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