Pôle Emploiは起業にも利用できる

先月の末に近くなった頃、Pôle Emploi(職安)から実に9ヶ月かブリのお呼び出しメールが届いたのであります。

・・・・職安の呼び出し・・・!!

それも日にちを置いて3回もメールが届く・・・・・。きっとメールを見落とす人も多々いるからでしょうけどイヤーな気分です。

でもしょうがないので呼び出された日に行きました。

懐かしい<チェチェン・オヤジ>

野っ原の真ん中の建物は、当たり前だけどいつか来た時からぜんぜん変わってはいませんでした。
午後は予約がある人だけが入れるのでガラ空き。

 <15時10分>なんていう半端な時刻が呼び出し時間でしたがやっぱり10分弱待たされました。(フランス、それもここ南仏の常です)

担当は例のチェチェンオヤジです。担当替えて欲しいのですが、それは叶いません。

相変わらず、「あんた、チェチェン?」と聞いてくるので
「いえいえ、日本人なんですよ。チェチェンって良く知らないのですけれどもね」
もうにっこり笑って軽く受け流してやりました。

でもこれは非常に失礼な対応だと思います。チェチェン人でもないのになんでそんなこと言われるの?わたし、西中央アジア(ほぼヨーロピアン)の外見してますか?

中国人とか間違われる方がまだまともです。東アジア系はみんな同じに見えるのでそれは仕方がないことです。

起業計画のための研修への招待

オヤジは
「こないだから大分日が経っているけど、」
と話し始めました。くだらない時間つぶしは嫌なので、
「ええ、もうこの地方の就職状況を考えると、もう自分で何かやることにしました。以前ご紹介いただいたセミナーにも参加しましたが、概略だけでしたので・・・」

と結論から言い出してみたら、
「そうなんだね、あれは一般案内なんで・・・」と、あっさり。
「それで、あんた、来月の5日は暇?」
何?
「来月の5日に起業を考えている人への研修があるんで参加出来る?」

もちろん「はい」ですよ、でもね、まったく半年以上も職安から連絡無かったので前回のセミナーでおしまいかと思ってもいたのですが。おそらく職安の登録人数が多いので手が回らないのではないのでしょう。

オヤジは今日はなぜか上機嫌で
「ウン、ワシも昔初めはフランス語とスペイン語英語の通訳翻訳やってたんだけどね」と。

それで一番最初の面談の時にも同じ話を聞かされたのですが約50年前、フランス語を習いに来てその後コックの修行をして東京にレストランを開いた日本人と友達だったと言ってました。

えっ、”50年前”ですか?
ふと見ると面談室の机の上になぜかこの部屋のカウンセラー担当者の(オヤジの)生年月日が記載されているカードがしかもこっち向けに置かれてます。何かに使うものをうっかり机に置いたままにしてあるのかな・・・。日本みたいに蛍光灯がんがんでは無い薄暗い部屋でそういう場所だと私には小さな字が見えづらいのですが、見てしまった、オヤジの生年。

もうすぐ引退ですか、ね。

研修招待状

 それで研修への<招待状>をもらいオヤジはお礼を言って帰りました。研修内容の案内を昨日ゆっくり読んでみたら、

・・・このサービスは、まずPôle Emploiが委託した外部の研修会社で実際に個人的な診断面談をすることによって始まります。
この面談により研修サービスを継続することの適否を検討することもあります。
面談後の可能性: ・・・・・

と、あってまず個人面談から始まるようです。住所を見たら今の家から徒歩3分強。これなら雨が降っても風が吹いても行けるよね、ラッキー、とにんまり。さて、どうなるか?

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