パリの地下鉄と夏

6月も半ばになって日がますます長くなって来ました。

夏らしいいい天気の今日この頃、まだそれほど暑いことはないので朝なんか薄ら寒いこともあって着る物の調節に一苦労なのです。

それは朝は寒くても夕方5時過ぎには結構気温が上がって汗になり・・・、着ていった長袖・皮ジャン・薄手セーターなどが汗でびたびたになり不快感満喫状態で帰宅、となります。

これは8月頃でも同じ、朝というか昼過ぎまで涼しいので長袖で出かけても、夕方5時前にはなんだか蒸し蒸し、外を歩くと日向は真夏現象、日光がまぶしくて暑くて大変になります。

日陰に入ると別世界、この格差は一日のうちに秋と夏が同居すると言ったらよいのでしょうか、同じく日の当たる通りの向うとこっち(日陰)とでは異様にに温度差が激しいのです。

私は冬場と夏では日向と日陰をそれぞれ選んで歩くようにしていますが、地下鉄内はあまり場所も選べません、特に比較的混み合っているような場合は移動も好きにできませんよね。

そして、地下鉄の車両は一般に古い車両、徐々に新型車両と取り替えていっているにせよ路線によってはウン十年前の上品に言ってレトロ、率直に表現するとキタナイぼろ車両が全線を走っているのもまだまだあるのです。そして旧式車両は車両間がオープンに連結してはいないため、車両を替えるにはいったん下車しないといけない作り、当然換気性最悪、になります。

実は私の住居があるところの路線はまだ「近代化」が全く進んでいないので100%旧式車両なのです。
真冬は平気ですが、冬でも混み合うと外を歩いていたコート+マフラーの重装備では暑くて仕方ないこともしばしば。夏らしく暑い時期になると・・・日本の大昔のエアコン無し電車と同じぐらいのまさに<拷問>車両です・・・。

後少しの間なのでおそらく最後までこの状態、今秋すこしでも新型車両に乗ってみたい、と思うのも夢の夢、あーあ、このぼろで蒸し暑い地下鉄が懐かしのパリの夏の思い出となるのでしょうか。

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