ロックダウン解除早まり過ぎ?

半年近く閉店の後の、『外食フェスティバル』

水曜日からテラス席での飲食店再開+商店の営業再開で一挙にお祭り騒ぎの感があるフランスです。マスコミでも一斉に各地の『生き返った街』の様子を報道しています。

パリのような大都市ではレストランの前は狭い歩道や車道のパーキングスペースまでもテラス席が占めたところがあるそうですね、なるほどそうなるでしょう、特に採算を重視すれば何が何でも席を増やしたいでしょう。

この田舎都市ではそこまでしなくても元々のテラス席を使っているところが多いですが、マスク無しで大声で笑いながら食事する人たちのそばを通るのも本音を言うとちょっと怖いです。
お年寄りで用心深い人はマスク着用どころか午後から夕方は外出を控える人も居るのかもしれません。

今週はPentecôteで月曜日は祭日になるので三連休、ロックダウン解除第一段目最初の連休初日とあって田舎であってもみんなが街の中心街に繰り出しているよう、ウチの近所でも談笑しながら繁華街へ向かっていく若者のグループをいくつも見ました。それはそれで楽しいことなんですね、SAKURAも今もし19歳とかだったら同じことやってると思います。

ただ、今は外国人を含むフランス在住者のおよそ3分の1がワクチン接種を終えたのですがその大半は60歳以上、若者の接種はまだまだこれから始まるところです。その若者たちの中で羽目を外して夜間外出禁止時間の21時過ぎまで居残ったりしていたりしています、通常ならしょうがないなで済むんですが、今は・・・。

テラス席にしても、テーブル同士はすぐ隣に置かれていて、特に大都市やラグビーの大会があったトゥールーズの街中では以前とまったく同じかそれ以上にエキサイトして全員引っ付き合って楽しく騒いでいました。

彼らの中にはウィルス感染者が居るかも知れなく、互いに移し合って、それで無症状感染者がたくさん出て無症状故に検査をすることなど全く頭に無く、気が付かず思いがけない人に感染させてしまったり、あり得る話じゃないですか・・・。

ワクチンを受けているとたとえ感染してもウィルスの働きを制御して増殖を抑えるので無症状で済むか発症してもごく軽く済み、ウィルスの放出量も僅かな量になって結果として他人への感染を防げるのですが、受けてないとなると・・・。

クラスター発見、1つあれば他にもあるでしょう

ロックダウン解除進行中の5月21日、ボルドーで変異株の感染クラスターが発生、46人に感染が確認されたのですが、やっぱりまだワクチン接種していない人々でした。
このBacalan地区では急遽大量のワクチンの入荷を取り付け、大至急ワクチン接種を進める予定ですが、正直言ってもう遅かったのではないですか? 
人間には足があるし、皆さん家の中に閉じこもっている引きこもりでもないですから仕事や買い物などの必要で地区以外にもあちこち出かけているはずです。

全国的に接種可能時期がどんどん早まって、今は5月31日から18歳以上全ての人が予約できるように決められましたが、そういうことでまだまだ非ワクチン接種者も多いのですよね、特に街に出ることが多い若い世代のほとんど未だワクチン受けてませんよ。

ボルドーで発見された新変異種はパリ地方でも発見されていたらしいですが、他の地方にも存在することは十分考えられます。

専門家は危惧している

医療や科学者の専門家の中には今回の措置は早まり過ぎだと非難する人もいました。
個人的な意見でなく連名で発表された意見勧告でも、
「流行はまだ終わったわけでもなく不確定要素が高い。緩和されたことで誰もが責任をもって社会的距離を守らなければならない」
と指摘されていますが、その通り守る人ばかりではないですからね。自分に関係なければもう安全とばかり羽目を外しているのが目に付きます。こんな人が実は無症状のウィルス持ちかも知れません。

私もまずワクチン接種の徹底が先だと思います。

本当に、5月の下旬になって以前と同じように集団で集うことがどんどん増えていっているようです。いくらテラスだ屋外だとは言ってもほとんどがワクチン未接種で隣の人達と肩と息がぶつかる状態、これでは夏が来る前にまた状況の悪化の兆しが見えるかも知れません。

政府が経済を回したいのはアリアリですし、来年4月の大統領選挙に向けて若者層の人気を取りにいっているはずです。飲食店で騒いでいるのはやはり若者。彼らのやりたいことを制限無くさせてあげるのが多数のあまり何にも考えてない若者の人気につながるのですよ。

今回の解除はそういうことで『大人の事情』がいっぱい入ったイチかバチかの苦肉の策でしょうが、果たしてどうなるのか・・・。

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