Revolut Pro口座

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Auto-entrepreneur(個人事業者)用の口座をSHINEに

Auto-entrepreneur(個人事業者)のお金の管理に、普段の銀行口座とは別にPro用口座を開いている人もたくさんいると思います。以前の記事にもあるように年間売り上げ1万ユーロ以下は『副業』扱いで日々の支払いや給料振込と同じ口座を利用していてもいいのですが、これ以上になると別口座を持たないといけません。といってもチェックが定期的に入るということもないのですが、万が一の場合、あるいは至便性を考えてPro用口座を開く人も多いと思います。
私もしきい値をそんなにも越えてはいないのですが、2021年の春からSHINEというPro口座専門銀行の口座を持っています。

このSHINEは、2017年から存在していますが、最初はなんと口座維持手数料無料だったんですね!
私は2021年の春に個人用普通口座(本当は商用使用は不可)を使ってURSSAF(社会保険料徴収機関)に社会保険料の支払いをしていたところ、3回目に処理をブロックされてしまって口座振込できなかった時に、やっと専用銀行が必要だと思い直し、色々調べた結果、SHINEに口座を開きました。(こんなふうにPro口座は収入が少なければ要らないということですが普通の銀行口座では実質使えないことも多いようです。)

SHINEはなんとはじめは口座維持費無料でしたが、2021年には税込み月々4ユーロ強の手数料が必要になっていました。ここは口座を開設した時の手数料がほぼキープされているので無料であった人はその時も無料。もっと早く口座を開けばよかったと悔しかったです。

それでも口座維持手数料は数あるフランスの『Pro口座専用銀行』の中でも当時一番安かったです。
去年また値上がりし、今は税込み8ユーロ以上にはなっていますが、手数料に関しては今現在、どの銀行も税込み7ユーロ以上、高いところでは12ユーロを越える場合もあります。

外国の銀行情報(=外国口座)では社会保険料などの支払いが受け付けられないケースもあるとか。地方にもよるそうで本当かどうかはわかりませんが危ない橋は渡らない方が無難なので間違いなくフランス国内の口座番号がもらえるフランスの銀行に決めました。

SNSにはこんな投稿も(1年前の投稿です)。
RevolutのリトアニアIBANでのURSSAFへの振込みが拒絶された体験談です。

Revolutの「口座維持手数料無料」は魅力ですが

口座開設以来SHINEには月々5ユーロ弱の費用、年間50ユーロ以上を支払っています。これも結構な出費であると言えなくもありません。

ところが去年の11月頃からあるTV局で頻繁にRevolutのPro口座のCMが流れていて、Revolutの普通口座を使っている身には
「ここに無料で口座を開いてもいいかも」
と、軽いノリで申し込みました。11月29日のことでした。

Revolutの普通口座は現在様々な点で非常に使いやすくなっています。日本でも2020年10月から正式にサービスを開始していますので、日本在住の方でも日本向けのRevolutの口座を持っている人は多いのではないでしょうか。
私も2年前から下に書いたようなメリットがいろいろあるので個人の口座(スタンダード)を持っています。

  • スタンダード口座なら口座維持手数料は無料
  • バーチャルカード(使い捨て含む)を2枚以上もらえる
  • ユーロ以外のショッピングや振込に有利な為替レート適用
  • 口座がある銀行はパリの住所でフランスの銀行と同様の口座情報になる
  • アプリの言語は日本語を含む多言語対応で好みの言語に設定可能

Pro無料口座も同様の旨味が!
そこでPro口座も開こうと思い立ったのですが、個人口座の開設の時には認証がすごく速かったのに、なんとなかなか口座が認証されません。

スマホで撮った身分証明証もセルフィーも受け付けられたのですが、左の画像の「あなたの会社の認証中です」との表示が2週間以上待っても消えません。
『事業を実際に行っている証明』をアップするようにとの指示なので、例示された証明として使えるものの中にあったLinkedInのプロフィールページを送ったのですが、もしかしてこれがなかなか審査できないのかも知れないと気付きました。
そこで最近の請求書+それに応じた金額の入金が記載されたSHINE銀行の月次明細書をアップしたところ、すぐ認証されました。なるほどそういうことなら、これも注記しておいてほしいと思いました。

その直後、また身分証明書をアップするようにと画面に表示されました。えっ、この間OKだったではないの? 面倒ですがまた写真を撮ってアップ、セルフィーも同じ。

身分証明書を送った2、3日後、SMSにメッセージが入って「口座の準備が整いました」とのご案内。申し込みから3週間近く経っていました。「やっとですか」という気分になりました。

Revolutは個人事業者にはまだフランスのIBANは発行しない?

だけどIBANはリトアニアの銀行としてのLTで始まる番号なんですよね。Pro口座でもフランスのIBANをもらえるらしいと聞いていたので、変だと思っていつになるか問合せてみました。カスタマーサポートは英語対応です。チャット式になっていて、来た答えはこれです。↓

もう一つの回答と合わせると
「現在はあなたのような個人のフリーランサーには所在国のIBANは差し上げられません。将来的には企業様同様に現地IBANを差し上げられるよう日々努力していますのでご了承いただき、現在のIBANをお使いください」
という返事。

結局、今のリトアニアのIBANで使えということで、フランスのをもらえるのはいつになるのかについては、曖昧な回答でした。

個人口座を開いた時はフランスの番号が時間をおいて自動的にもらえると確定していたし、それは絶対に必要でもなかったのですが、2ヶ月経ってフランスのIBANに変わりました。
これはある日突然「今日からIBAN番号が変わります」というお知らせメールが一本入っただけの通知でした。

それで多分Pro口座の場合も同じ感じになるだろうと、ひたすら登録したメールアドレスを毎日チェックしているsakuraです。😢


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