ドロン家の出来事

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ヒロミさんはやっぱり無実

ちょうど半年前に始まった、<ヒロミさん事件>

これはドロンの長男、アントニー・ドロンを筆頭とする三兄妹が、アラン・ドロン宅に同居して身の回りのケアをしていた『日本人の侍女』、ヒロミ・ロランさんをモラルハラスメントおよび郵便物横領などで告訴したものでした。

年が明けた1月4日に、邸宅のある地域を管轄する司法裁判所から「具体的な証拠も事実もない」ので裁判にする理由が不在とのことで告訴の却下が正式発表になりました。つまり、ヒロミさんは何も悪いことはしていなかったと認められたのです。

司法裁判所の通知(アントニー・ドロンのインスタグラムより)

しかし、今回の騒動によってヒロミさんの自宅の画像などの個人情報がマスコミからさらされ、また本人の名誉が大いに傷つけられたのは間違いありません。代理人のヤシヌ・ブズル弁護士は、この損害賠償を請求する民事訴訟の用意があることを表明しています。

もうすぐこの数々の誹謗中傷による損害を請求する民事訴訟が起こされます。
『ヒロミ・ロラン事件』は存在しませんでした。しかし『ドロン事件』(=ドロンファミリー事件)は確かに存在するはずです。

ヤシヌ・ブズル弁護士

家族間の(異母兄妹の)争い?

実は長兄のアントニーは先日1月3日に発売された雑誌パリ・マッチ誌上のインタビュー記事では昨年11月7日に異母妹のアヌーシュカに対して、「父の認知症テスト結果が最悪である事実を隠していた」と司法関係に事実関係についての告知をしていました。(告発とは異なります)

そして、「妹の行った隠蔽はあの『侍女』に対する訴えにおいて判断力が鈍っている父を自在に操る相手方の加勢をしたのと同様、実は妹のせいで告訴が何ヶ月も遅れた」で、さらに「妹を訴えることもできるけど、それではきょうだいの間柄に問題が生じるからね」などと言っています。

さて、アヌーシュカの方は雑誌が発売されて騒ぎになった翌日の1月4日に早速父親をロワレ県の邸宅に訪ね、異母兄を訴えることに同意する旨の書面にサインさせたということです。(それは署名主はアラン・ドロン本人ですが、果たしてドロンは内容を理解しているのかどうか。可愛い娘が希望する通りサインした可能性が大です)彼女は異母兄を<中傷・脅迫・嫌がらせ>を行ったということで訴える構えでそれに父親が同意するという形をとったわけです。(アヌーシュカは先日のクリスマスにドロン邸にアントニーとその二人の娘、異母弟のアラン・ファビアンが集まった際には病気で入院したとのことで欠席しています。)

もうかなり有名になってしまった2023年クリスマスの集まりの写真
(アラン・ファビアンのインスタグラムより)

さて、アントニーはここのところ頻繁にメディアに『出演』、告訴されたらとことんまで戦うと言っています。半血(腹違い)の兄妹間での争い、まさに骨肉の争いになるのでしょうか? 本人は財産は絡んでいない、各自の取り分は既に決定しているといまいましそうに宣言、なんとアヌーシュカが半分、アントニーと異母弟のアラン・ファビアンはそれぞれ4分の1ということです。もう遺言書が作られているのでしょうが3人に平等に分けたとは言えませんね。(なんでも相続人としての子が3人の場合、法律で決まった1人につき25%は崩せないので3人で合計75%になり、残り25%の遺産は相続先を自由に指定可能なようです)アラン・ドロンは50代半ばになって得た唯一の娘であるアヌーシュカを盲目的に可愛がっています。

しかし、彼は遺産には関係なく、「父本人の意向を尊重するために戦う」、ということです。父親を保護したいだけだ、ということで誠にご立派です。つまり『父を守るため』長兄として異母妹弟を代表してヒロミさんを告訴、さらに異母妹による父の認知機能低下隠しを公に非難したわけです。自らは毎週父親に会いに行き、電話もかけているとの言ですが毎日そばについていたヒロミさんを追い出すまではどうだったんでしょうね。(アラン・ドロンの弁護士によるとアントニーは自分で言っているほどは訪れて来ないとか)アラン・ドロン当人はアントニーがマスコミ相手にべらべら喋るのに反発、「老いぼれ扱いするな、アグレッシヴな発言するのは止めて、そっとしてほしい、アヌーシュカも同様にそっとしてほしい」とのこと。
(写真はTV出演中のスナップ)


アントニーは、例えば「妹は自分の住むスイスのジュネーブに連れて行きたがっているようだが、父はこのロワレ県の家を動かず、ここで一生を静かに終えることを望んでいて、しかも父は電話で話すと、もう言っていることが不明瞭で理解が難しい、こんな状態で医療搬送車に乗せてもスイスまではとても行けない、老化も激しくもしかして今年のクリスマスが最後のクリスマスになるかもしれないのに」と言っています。

アラン・ドロンは2019年6月に脳卒中で倒れ、その後しばらくジュネーブで療養していました。この時はアヌーシュカが入院先を頻繁に訪れていたと思われますが、その後フランスの自宅に戻り、ヒロミさんがついてお世話をするようになりました。この病いのせいで老化が一気に進んだと考えて間違いありません。 現にヒロミさん告訴の却下文書では裁判所がアラン・ドロンの財産を法的に管理する方向であることも示唆されています。なので、やっぱり老いて弱っている資産家の親を自分の支配下に置きたい息子娘の対立なのではないでしょうか。

認められなかった異母兄

アリ・ブローニュ氏(Télé7より)

さて、実はアラン・ドロンにはもうひとり、このアントニーが生まれる前、ドイツの歌手との間に、どういうわけか絶対に認知はしなかった(つまり相続権はありません)息子、アリ・ブローニュ氏がいました。誰が見ても親子であるとわかるほど似た容姿で、DNA検査すれば絶対に親子の証明ができるはずでした。当のドロンはこの息子の訴えと願いにも頑なに認知を拒んでいましたが、この人は2023年5月に急死。(しかし、現在のアラン・ドロンは自分が認知をしなかった息子の死も本当には理解できていないのかもしれません。)
アントニーはブローニュ氏の訃報を聞いた後「安らかに」という追悼内容をSNSにアップ(合掌のアイコン!)、そしてその翌々月の7月初めにヒロミさんを告訴、彼女を父親宅から追い出しました。(仮にブローニュ氏がずっと健在であったなら実の父であるアラン・ドロンが亡くなった後であってもDNA検査を行う訴えを起こすこともできたのではないかと想像できます。)

半血の妹(異母妹)に嫉妬?

上記の『隠れた』息子(故人)に加え、アラン・ドロンには3人の子供がいます。この騒ぎの主人公、長兄アントニー(言わずとしれた唯一の本妻ナタリー・ドロンとの子供)とその25年以上後になって同居のオランダ人モデルとの間に生まれた女子アヌーシュカと末っ子のアラン・ファビアンです。アントニーは64年生まれのアラ還、異母弟妹はアラサー、きょうだいといっても年齢差はまさしく親子の年齢差です。芸能界などの有名人や財産家ではよくある話ですが、自分がこの立場、20代後半にもなって、母親とは別の、自分とほとんど同年代の女性から生まれたきょうだいができるなんて想像してみてください。

そして父親は高齢になって生まれた子達(特に女の子)にべったり。自分は子供時代こんな扱いされてなかったと今までのことまでをも思い起こして無意識の間に妹への嫌悪感が増幅していったのではないでしょうか。まあ、そのあたりの心境はわからないでもないですけど。

ドロンと愛娘アヌーシュカ(アヌーシュカのインスタグラムより)


遺産の取り分が同じ異母弟とは一緒に撮ったクリスマスの写真でもわかるようにアントニーとアラン・ファビアンは男性同士タッグを組んでいるようですが、異母妹とは疎遠で仲が悪いんでしょうね。

実の姉を訴えた弟

1月9日、実は12月22日にアヌーシュカの実の弟(つまり母親が同じ弟)、アラン・ファビアンが姉を『弱っていて判断力が無い者につけこみ、その者の不利になるような行動による』件で告訴していたことが明るみに。「マフィアのような悪事を働いている」ということです。彼の言うことには「姉は父をスイスで治療を受けさせる、などと実にしおらしい事を言っているが、その本音はフランスで死なれると莫大な相続税がかかるのが嫌なんだ、既に(父の金の)数千ユーロがどこかに消えている、誰のせいだ?」

これを受けてまた司法裁判所は調査を開始、まさにお家騒動。そして今度は新たに医療調査も始まりました。

医療的にはどうなの・・・?

アントニーとアランファビアン兄弟は現在フランスの邸宅からヒロミさんを追い出した後、8月にはそれまで飲んでいた薬(悪性リンパ種の)の服用を止めさせたそうです。これはどう考えればいいのでしょうか。無駄な薬を飲まず楽に死にたいという本人の希望なのでしょうか。
ヒロミさんがフィガロ紙に語ったところによれば自分が追い出されるまでは普通に新聞を読んだり、会話をしたりしていたそうです。しかしその約4ヶ月半後の11月末になんとか携帯電話で連絡を取った際にはまるで様子が変わってしまっていたということで・・・。

はたして薬を断ったのはなんらかの医師のアドバイスがあったのでしょうか?(スイスで2019年から療養リハビリを担当していた医師によれば薬を止めたのは非常に危険で命にかかわると断言しています)
しかしアントニーたちは化学的な薬物は良くないので自然食の野菜ジュース等を与えている、とか言っています・・・。元気な80代なら健康食はとても良いのですけどねえ。、大病をしている人にはこれだけでは駄目ですよね。この点ではスイスに連れていくかどうかは別として、医療をストップしたことを糾弾しているアヌーシュカが正しいですね。

ヒロミさんをガードマンを使って追い出すような無茶なやり方をして告訴したと聞いた時から、いい年をしてるのに頭はあまり良くないとは思ってましたが、お金に困っていて早くまとまった大金を手に入れたいのかもですね。ヒロミさんの弁護士も金銭に絡んでいるとはっきり指摘しています。これでは治療を止めたのは下手すると遺産が入っても・・・かしらん。

ヒロミさんとアラン・ドロン 2023年5月(from Le Point
*写真をクリックすると記事のページが開きます。
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2/5更新
最近明らかにされたことですが、アラン・ドロンにはヒロミさんが追い出された2ヶ月後の9月の検診で肺の悪性リンパ腫を発見されていたとのことです。アンソニーとアラン・ファビアン側は「高齢なこともあり、進行は緩慢なので、これ以上弱らせたくないとの判断でそれまでの薬を止めた」との言い分です。(しかし投薬を止めたのはこの診断の2ヶ月前で、ずれがあるのですが)

兄妹は女性と男性陣で真っ二つに分かれ、傍目からもはっきりわかる金銭絡みからの意見の対立が続いています。この壊れた関係はもう彼らの一生涯続くのでしょうね。

彼らに対してヒロミさん側から起こされる民事訴訟、おそらくなんらかの賠償をすることになると予見されます。
「もしかして気が変わって人生の最後の女性として、どうかすると結婚される恐れも無きにしもあらずだったのに、体よく追い出したし、そのうち遺産という途方もない大金を手にするので今はちょっとばかり損してもいいな」、とでも考えているのでしょうか?
それにしてもヒロミさんがもし白人女性なら出ていってもらうにもどんな対応をしていたか、と考えると本当に腹立たしいです。


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