3回目のワクチンが衛生パス継続の条件に+新株オミクロン登場

11月に入ってまた新コロナ感染が広まってきましたが、ドイツやオーストリア、オランダ等ほどではないにせよフランスも感染率の上昇がもはや見逃せなくなったため、11月25日にはヴェラン連帯・保健大臣らの新たなコロナ対策が発表になったのですが・・・。

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ブースター接種受付対象者を一気に拡大したため予約希望者殺到

25日の発表ではこれまで例外はあるものの原則2回めの接種完了から6ヶ月以上経過した65歳以上だけが3回目のワクチン接種(ブースター接種)を受けられたのが、一挙に18歳以上の成人の2回目ワクチン接種完了者全員に拡大、そして6ヶ月経過という条件も5ヶ月に短縮されました。

これはブースター接種者を増やす目的であるのはもちろんなのですが、前の日まで予約も出来なかったはずが自由に予約が入れられることになったため予約希望が殺到して25日の午後から夜にはワクチン予約サイトがパンクしてサイトに入れなくなりました。あくる26日もこの状態が続いていました。そのまま30分とか辛抱強く待っていると入れることがありますので気長にやるしかなかったです。

この26日に何度か試してみて一瞬つながったので住んでいる街とその近辺の予約状況を見てみました。すると、今からだと空きがある日はワクチン会場によっては皆無、または空きがあってもクリスマス頃の日付しか出てこないようになってました。(えっ、これすごい。前の日の24日までは一週間先あたりの空きも結構あったのに・・・)

実は私は11月初め頃に12月1日から50歳以上も接種可能になるということを聞いていたので、 25日の発表の数日前に12月半ばの日付で予約できるか試したらラクラク受け付けてもらえて予約完了してます。
つまり『65歳未満はダメ』っていうのは接種がまだダメで、予約作業はOKだということだったんです。でも私がそうでしたから、予約をすることは12月以降だと信じていた人たちも多いと思います。(これも曖昧な感じの情報だったから・・・)

これじゃ、もしかして本当に接種が必要でまだ予約を取っていなかった人が予約できないという状態???

ワクチン会場や接種枠をまた増設するということでしたので現在少しずつ枠が増えていますが、街を外れた郊外や小さな町に住んでいる人は県庁のある街に来るしかない感じです。
地元の医者などに相談すればなんとかなるとは思いますが、人里離れたと形容してもいいような田舎だとワクチン接種にも1日がかりの移動に近くなるのでしょうか???やっぱり田舎住まいも医療施設利用になると良し悪しが出てきますね。

衛生パスは何もしないと1月15日で無効

実は飲食店や長距離公共交通機関、大型商業施設、美術館や映画館などには衛生パスが必須にはなっているのですが、これは今までは本当に守られてはいなかったのです。きちんとした施設やレストランは来場時にチェックをしているようですが、ほとんどはザル。車や徒歩の国境越えも素通り状態でした。

11月27日以降は再びマスク着用の義務拡大とともに、衛生パスコントロールも一応強化されるとのことです。

そして衛生パスは2回め接種の5ヶ月後から2ヶ月のうちに3回目ブースター接種が無ければ無効になります。この決まりは1月15日をもって実施、成人全年齢対象とされました。昨日までの12月15日から実施で65歳以上だけから大幅に拡大、PCR(または抗原)検査の有効期限も24時間に短縮されたこともあって衛生パスが無いとどこにも行けなくなるのでみんなが必死で予約しようしてるんです。

12月に入ったらピーク、あるいは南アフリカからの新株オミクロンが到来?

ウイルスの感染は加速してるのですが、入院、そして重症化している人は去年の2回のピーク時や今年の春頃に比べると増え方も数も少ないです。そしてこれらの患者は基本的にワクチンを受けていない人たちが中心になっています。パスツール研究所の予測によると、ピークは12月の初めには到達する可能性があるとのことです。

もう一つ不安なのが先日から南アフリカとその周辺の人々に感染が広まっているオミクロン新株です。25日の新コロナ対策強化の発表を待っていたかのようにアフリカ等を旅行して戻ったあるベルギー人がこれに感染していたことが発覚しました。これで少なくとも1人はこの新株を持っている人がこのヨーロッパにあるということになったので、ここから、あるいはその他から芋づる式に感染者が出るのか、それとも局所的にとどまるのか、油断がならない状況になりました。

更に27日の土曜に公けになったことですが、南アからオランダにフライトしてきた飛行機の乗客の61人が陽性者だったそうで、欧州に新株が持ち込まれたのはこれでほぼ確実です。

ロックダウン、飲食店閉店、営業時間短縮、旅行の制限は無い

ただ今回は去年のような閉鎖・閉店は無いとのことです。こんなことばかりやっていれば経済が回りません。既に補助金や支援金で多額の予算が費やされ、しかもcovid-19関係の医療費用も莫大な額に上っているので平常運転もやむをえないのですが、わかってない人たちは『いつものように』年末年始を楽しく過ごすのだろうと思います。

ただ、航空会社や飛行機製造関連の株が昨日一気に下がりました。これに関しては文字通りブラックフライデーそのものです。

今回、新薬(抗ウイルス剤)がほどなく薬局でも販売されるという発表もされました。もちろんセルフ棚での販売ではなく、当面は65歳以上が対象とのことですが、果たしてその効き目はどうなのでしょう?

一つだけの望みは南アフリカとその近辺は欧州や米国、日本などに比べると圧倒的にワクチン接種者が少ないことです。そのためにあんまり強力じゃない変異株がたちまち広がってるのでは?ということ、これならいいのですけど。
また現地からのニュースでは新株感染の症状は軽度から中度までぐらいにとどまっているとのことですが、このままこの弱いウイルスのままで居てくれるのかどうか、今の段階ではなんとも言えません。


ああ、またこれで半引きこもりの年末になりそうだと、ちょっとどころかすごく憂鬱です。

さて、今日はクリスマス前の最初の週末なのですご~く寒いのに街にはいつもより人通りが多かったのですが、マスク無しの人も目立ちました。ヤバイことになってきことも何も知らないのか、それとも反マスク主義者なのか。でも寒い時はマスク付けると温まるんですけどね。

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