昨日、ついに職安のオヤジから返事が到着。
・・・と、いうか書状ではなく私のGメールに返事が来ただけなのですが、それで何て言って来たのかとメールを開いてみると、
「ボンジュール、貴殿のお問い合わせについての答えは14日の9時から▲▲▲××のPôle Emploi で開かれる起業についての説明会で得られるでしょう。」
その後この街にもうひとつある職安の住所が書いてあるだけ、の簡単な文面。もう、なんだよ、まるっきり他所に丸投げの姿勢が見え見え。
せめてこれは勝手に訪問してもいいのか、予約が必要なのか書いてくれてもいいではないか、とむかつきましたがこれであの職安には行かずに済むのだ、と思い直しました。
自動メールでの通知
と、今日ここまでこのブログを書いた後何気にまたGメールを見てみると、個人アカウントに書類が入りました、との自動通知メールが入っていました。今日は土曜なので絶対にこれは自動送信モードで送られて来たメールであります。
Pôle Emploi個人アカウントを開くと14日に持参するためのconvocation(召還状)が入っていたので、ああこれか、と。それなら
「当日持参用のコンヴォカシオンを送ったよ」、と
一言付け加えてくれてても良さそうなのに、それもやらない。でもこれでオヤジとも面談しなくていいのならそれはそれでいいか、と。
しかしこのもう一個の職安は結構遠方にあるので朝8時過ぎには出かけることに。
失業者が個人起業することについて
さてフランスでは個人が自分1人だけで「会社」を作ることはとても簡単に出来ます。私は日本でもフランスでもこれまで会社員やハケン生活しか知りませんので詳しい状況は知りませんが日本ではフリーランサー(個人事業者)として会社としての登録無しで個人で仕事をして確定申告で収入額を申告してOKのようですね。
フランスでは2008年からmicro(auto)-entrepreneur という個人事業登録の制度が始まりましたが2016年からmicro-entrepriseと統合されることになりました。
つまり今年は入れ替わりの時期にあたり、色んな変更があるため今までmicro(auto)-entrepreneurでやって来た人達にとっても結構ややこしいことになっているようです。
例えばこれまでは個人の銀行口座をそのまま個人事業の収入/支出口座に使っても良かったのですが今年からは専用口座開設が義務化された、とか・・・。うーん、私のような<初心者>にはどこがどうなって来るのか、ちょっと調べまくらないと不明、それこそ膨大な照会先があるようで、現在試験勉強中でもあり調べがイマイチ進んではいません。
ただフランスでも雇用情勢が悪化の一方なので先日の研修会社の担当さんとのやり取りでもわかるように政府サイドでも起業を進めているのです。時々お昼や夜のニュース番組で失業後、起業した人や就職が決まらず、自分で事業を始めた若者を取り上げて報道してたりします。
また職安関係では例えば失業手当受給者が起業したとして受給対象期間中ならば入った事業収入分の日数分の手当ては差し引いてそれ以外の分の金額はこれまでと同じく支払われる、という誠にありがたい仕組み等の特典があります。
14日の説明会では起業にあたっての注意や職安からの援助についての話があるはずなので今度は気を入れて聞いて来ようと思います。
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