先週末から強風と雨、寒さで2月が終わろうとしています。
12月はパリだけではなくこちらでも異様な暖冬で穏やかな日よりが続いてたのですがこの天候不良に何だか体調も良くない。
・・・まあ、医者嫌いなのでよほどのことが無い限り医者にはかかりたくはないですね。
会社員時代は現実的に行くヒマが無かったので歯医者か婦人科の定期健診に行くくらいでした。もっとも婦人科の方はあまり頻繁にマンモとかの検査するとかえって癌になりやすくなる、とも聞いたので時間も無いしで実は5年前からご無沙汰してます。そのうちもうしばらくしたら一度かかった方がいいかなとは思いますが。
さて、失業すると当然給料から天引きされて会社が振り込んでくれていた社会保険料は払ってはいないことになります。
そこで疑問が湧いてきました。
仕事してない私がもしも
医者に行く必要が出来た場合、
どうなるの?
さあ、どうなるんでしょ?
実は1月の初旬にダンナと一緒に市のセキュ事務所に行って<住所変更手続き>をお願いしたはずなのですが、二人とも2月末現在のところ相変わらずパリ郊外の住所宛に色んなお知らせが送られて来るので、全て郵便局がこちらの住所に転送してくれています、これって何のために行ったの??
住所変更が全くされていないのではないか・・・。
住所変更手続きがされていない件の疑問とともに、失業者の自分の公的疾病保証はどんなになるのだろうとameli.frのサイトに入って調べました。
フランスは失業者にも公的健康保険が提供
すると驚き驚き、失業してもフランスに住んでいる限りは医療費還付は以前と同じく適用される、とのこと。
日額手当て(妊娠、育児その他の場合の)にはもっと細かな規定がありますが、通常体調不良などで医者にかかる場合にはとにかくフランスに住んでいれば健康保険が適用されるのでありました。
日本では会社員辞めたら即保証無し、地方自治体で国民健康保険料を支払っていないと100%自己負担ですよね。今更ながらこのフランスのシステムにsakuraはええーっ、と言わされてしまいました。
もともとフランスにはCMU(2016年からはprotection universelle maladie、PUMAに変更)という誰でも利用できる健康保険が存在していますが、元サラリーマンも失業してもPUMAとは言わないにしても以前と同じ様に
医療保障が受けられるのでした。
でもやっぱり身分変更を届けなきゃいけないんでしょうね??と、もっと調べてみましたらやっぱり。
年金受給者になった場合は特に必要無いのですが、会社を辞めたらやはり状況変化届けが必要なようです。
早速自分のPôle Emploiのサイトに入って「何月何日から失業して何月何日から失業保険をもらってます」、という証明をリクエスト、ダウンロード(今は便利ですね!)して今週中にも持って行くことに。
しかし、フランスの医療保障は今更ながらすごいシステムですね。日本人には信じられないぐらい充実しています。病気の人は放って置かない、ということなのです。
ただ、お医者にかかる時は結構メンドウなのですよ、特にパリなどの都会では、専門医の数も少ないし眼科など2ヶ月後の予約が取れたら早い方だとか。
今度機会があればこの話題も。
さてさて明日の職安(Pôle Emploi)の初面談に備えて今書類を揃えている最中のsakuraでした。
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