ワクチン・『全ての人に』・キャンペーン始まるか?

4月も最終週になったのですが、久々に『相変わらず』のフランスのcovid-19事情です。

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『段階的に』ロックダウン解除

4月初めからのゆるゆるロックダウンの一部として学校閉鎖が行われていましたが、月曜から小学校以下の学校は開校しました。中学高校は5月から、そして先生および生徒には定期的な検査を義務付け、陽性の者が発見された場合は学級(学校)閉鎖をするそうですが、4月最初の月曜からの3週間で開校、それも本来の休暇時期を入れてなので、実際に休校になっていたのは1週間、やたら早いとは思います。
実際、今週の発表でも新規感染者、死亡者などの数には4月初めからあまり変化は見られません。ロックダウンは最低2ヶ月続けないと顕著な効果は現れにくいことがこれではっきりわかります。

もっとも、家で子供の監視をしないといけないのはテレワークをしている親であっても結構大変なことと思います。テレワークできない職種の人は有給で休んでもいいのですが、その賃金の70%は国が負担、もう1年もコロナのせいで普通なら必要なかった予算が取られています・・・。

そのためか今後は飲食関係やホテル観光業などの従業員の仕事が無く家で待機させる必要がある業種への援助も段階的に削られる予定であるとか、もうコロナのせいで国庫にある資金から経済もなにもかもズタズタになっているはずです。でも何も気にしない層は、先日の日曜公園ディスコ大会のようなことばかりやっています。どこの国でも同じ様な連中はいるものですが、これもウィルス蔓延が収まりにくい原因の一つですよね。

5月3日から中高が開校、そして自宅から10km以上外出することも可能になります。これで社会は3月末のレベルに戻ります。

また、マクロン政府は明日、5月半ばからのテラス席での飲食店の再開を発表するでしょう。さらに6月以降は夜間外出禁止令を取りやめるなど、規制を次々に解除して夏のバカンスシーズンに繋げたいようです。そのためにはウィルスが巷の空間にたくさん漂うのをもっともっと食い止める必要があるのですが、それもあっての『ワクチンキャンペーン』が始まっています。

もうすぐワクチン接種を万人に?

ワクチンの接種目標は、

5月中旬ごろ 2000万人 
6月 〃   3000万人
夏の終りごろ 18歳以上の希望者全員が接種 

ということですが、この4月最終週(26日)の段階では、最優先対象者の超高齢者でも未接種という人たちが多いのが目立ちます。要するに受けたくないので行かないor会場に行けないので接種できてない人たちがこのグレー色で表されています。

お年寄りの中にはワクチン受けるより、コロナで死んだほうがマシだと言っている人もいますが、一旦病気になったらケアしないでは済まされないので、冷たい表現ですがその分社会保険費用がかかります、これはみんなが負担している分なのに。とは言っても理解しない人が一定以上いるようです。もう、どうにでもなれと言いたいです。

4月26日現在のワクチン接種完了状況
青は1回目終了、水色は2回目終了、グレーは未接種
Source: Ministère de la Santé / www.bfmtv.com/

60歳未満は医療関係など職業上で必要だとか、健康に問題があって発症すると重症化する危険大などの場合を除いて一応予約はできないことになっています。現在のところ少数ですが、「自分は小学校の教師だから打った方がいいでしょ?」などと直接会場で申告したら当日ドタキャンが出たのか年齢に関係なくその場で接種できたケースもあるようです。(ワクチンは1瓶を10人分に分けての接種、しかも一旦開けるとそれで使い切りなので、急なキャンセルが出た場合はロスになります)これも運がものを言いますが『押しが大事な』フランスらしいです。

ワクチントラッカー: ワクチンのこれまでの摂取人数などの地方ごと、県ごとのグラフ、また新しいワクチンのデータ等も見れます。(仏語)

これからのロックダウン解除を効果的にするためにもできるだけ早めに多くの人が接種することが望ましく、さらにここのところ急速にワクチン(主としてファイザー社製)の供給が安定してきたので、ワクチン年齢制限を撤廃するようにとの意見も多い中、4月末現在はまだ健康には問題のない59歳以下の人は予約できない状態です。(ただ、接種会場によっては現地で受付してくれるところもあって、これも「担当者による」場合が多いフランスらしいですね)
5月15日がその制限の『撤廃日』と決められていますが、今後これがどう変わるか、ですね。

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