まだ大都会で消耗してる?

こんにちは。今日も良いお天気で快適です。

おとついの月曜は曇り空(南仏でも曇りの日はありますよ)でなんとなく物悲しい気分に・・・。小雨もぽつぽつ降ってました。

思えばパリの秋冬はこんな日が半分以上でした、当たり前ですが。

フランスは南と北では本当に
気候・雰囲気が違います。

クルマで一日で南北を横断すると、フランスの真ん中を通過するあたりから全く雰囲気が変わりますね。

過去合計10回以上南と北を一日で移動した経験から言うと南北の境目でお天気もころっと変わることがほとんど、空の色が違って来ます。
それから植物の植生も。木々の種類が若干違って来るんです、南っぽいのといかにも北方の樹木だな、というのと。

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大都会ではコストが高い

私は長年パリという大都会に住んでいました。厳密に言うとパリではなくすぐ外の郊外の市でしたが、地下鉄は通っているし<プチット・クロンヌ>と言われるパリを環状に取り囲んだ地域なので若干の差はあるもののほぼパリ住まいと同じ感覚でしかも週5日は一日中パリ市内の会社に<繋がれて>いましたのでほぼパリ市民と同じ感覚でしたね、もちろん住民税はパリには払ってませんでしたが。

やはり都会ですから平日ならずも土日も人々の行き来が活発、<動いている>感覚がしてこれまでも関西の都会育ち+東京という大都市で働いていた人間としては収まりが良かったです。

東京でも無かった体験ですが時々シャンゼリゼの近くの通りとかマドレーヌ寺院周辺で警官のクルマに誘導されたスモークガラス張りの黒クルマが優先通行するのも見かけました、おそらくスモークガラスの向こうは大統領かそれに準じたクラスの人達だったと。

一度など朝、近所を犬の散歩中に自宅の30メートル先でこんな大名行列に出くわしたことがあって、
「やはり首都だな」
と感慨を新たにしたものです。

大都会パリは昔からの<花の都パリ>としてだけでなく、華やかで街を散歩していても、本当に風情がありました、写真写りがいいことでも。壁の落書きや吸殻、ゴミなど汚いものさえ被写体から外せばとってもきれいでやっぱり他にはかなわない魅力があります。

でも、です、パリで部屋を借りるとなるとばか高いんですよ。
まして、パリ市内(あるいは近郊)で住宅を購入するなんて、通常の給料だけもらっている人には30年ローンを組んでも無理でしょうね。

地方ならパリと同じ値段で2倍3倍
あるいはそれ以上広く住める

先週あたりテレビのニュースで見ましたが、パリで26m平方のアパートを借りる費用でボルドーでは2倍以上広いアパートに住める、ボルドーよりさらに小さな(確かサン・テチエンヌだったと)街ではもっと安く借りられる、と地方の魅力をフランス人向けに報じていました。

でもこれって外人向けのニュースでもありますね。確かに語学留学生ならなにも無理してパリの学校に通う必要もないでしょう。日本人もパリのように多すぎることが無いので予算と勉強効果を考慮しても地方が狙い目ですよね。

sakura達は現在サラリーマンはやっていません。ですがパリで払っていた高額の家賃の支払いが無くなったので以前と同じ程度あるいはそれ以上にゆとりある生活になりました。
地産地消の食料品も多く、新鮮で汚染などの心配も少ない食生活、水道水もカルケー分が少ないので湯沸しなべが白くなりません。
ワインもパリには売りに出さない良質な地元のものが出回っています。

引越し後2ヶ月、今日の疑問はまだ大都会で消耗してる?・・・・  です。

こちらは徳島での例。日本人も地方のメリットに気付き始めたようですね。

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