アラインメントは合格でも総合点でダメ出し
7月9日、予約通り、1年4ヶ月経過後の2セット目のアライナーの最後の1ペアを2週間使ったところで診察に行ってきました。つまりマウスピースは合計27セット使っています。
今回、夏が本当に始まる前、(フランスは夏はなんにも動かないことが多いのでこう書きます)の最後の診察となったのですが、
う〜ん、歯並びのアラインメントは予定通りなんだけど・・・。
ちょっと何気に上下の歯を噛み合わせてみて・・・
やっぱりまだうまく引っ込んでないんだわね
・・・そうなんです、2月からゴム輪(エラスティック)を付けるようになって5ヶ月、まだそれについては満足な変化が感じられてないようです。
しょうがないわ、じゃあ夏があるので次回は2ヶ月後になるけど、
それまで続けてゴムかけしててね
えっ? 前から見た感じ八重歯も解消して上下とも前歯の凸凹もほぼ無くなったのですが、矯正歯科医から見ると完成品ではないようです。確かに横から見るとちょっと出てる。でも見てすぐそれとわかる出っ歯でもないんですけどね・・・。先生は完全主義者なのかなあ?
今のマウスピースで後2ヶ月・・・!!
そして次の診察(おそらくリテーナー作成のための型取り作業がある)は9月も半ばを過ぎたころに設定。つまり今日から2ヶ月以上今のマウスピースをつかう必要ができたのでした。
・・・そんな長い間同じモノを使っていて、もし壊れたらどうしようと不安です。夏は工場も休日になるらしいからその代わりを造るなど納期が倍以上になりそうで非現実的だし、費用がかかるのでなによりもこれは絶対避けたい。
この不安感を先生に伝えたら、
夜だけつけることもできるわよん
だって。
むむむ、でもこれってつまりゴム輪も夜間だけ装着になって、本来の役目を果たさないことになる、あの1月に1ヶ月間昼間は外した状態だったのは、これまでの矯正成果の維持だけが目的だったんですよね、今まだ効果が不足なのでそれで現状を維持ということなのでこれは矛盾した方策だ・・・・・。なのでそれは廃案にしました。まあもし8月いっぱいぐらいで満足な状態まで矯正できたら、その後は昼間フリーもありかなあ。
それで、実は最初の頃にパッキンと割れた体験があるので結構トラウマになってるんですが、取り扱いに注意して頑張ろうと思います。
取り外しの際はひねらないように、床に対して平行に、まっすぐ前を向いて外す向きは床に直角に・・・・アライナーリムーバーで端をこじ開けた後はあせらずじりじりゆっくり動かすようにしてます。

輪ゴム(エラスティック)を自己調達
しかしこの日渡されたのは今使っているのではなく、袋にミディアムと書かれたもの。
不思議でしたが、それは直径が小さいから結果としてヘビータイプとそんなに変わらない、ということだったのでその場は納得したのです。しかし、帰宅してよく袋を見ると、直径は同じ6.4ミリ。つまり本当にこの前使っていた、ミディアムタイプです。はあ?

そこで色々思案。
後2ヶ月で目論見どおりの結果を得るにはやっぱり強力なもの、ヘビータイプを使い続けた方がいいはずなのに、もらったのは今より緩いものです。
交換したほうがいいはず、交換したい。
でも先生からもらったものにまた今からブツブツも言いたくないし、一番の本音はこの暑い中わざわざ貰いに行く気力も失せたので、試行錯誤して、自己調達することに決めました。
例によってAmazonを検索。何と言っても商品の種類の多さでは引けを取りません。本音を言うとあんまりたくさんのネットショッピングサイトにアカウント作りたくないですからね。配達も近所のAmazonロッカーまで中2日ほど。
それで、やっぱり格安なC国製よりも信頼がおけるあの3M社のヘビータイプ6オンス64mm×2とミディアムタイプ4.5オンス46mmをオーダー。
さてゴム輪はつけていると常に伸びた状態なので弾力性を失うため最低24時間ごとの交換が原則ですが、これからは12時間ごとに交換することにしました。歯科矯正医の言うことも色々で、24時間でもいいという人も、食事でアライナーを外す度(つまり日に3回)交換を勧める人もいます。
中間を取って朝晩交換の12時間ごとということで始めてみました。
新しいゴム輪が届いた後、早速この調子で新しく始めたのですが、やっぱり倍のペースでの交換は引っ張り感が違います。
そして今現在1週間目なのですが、
これまでわからない程度であるにせよやや右向きに斜めに生えて出っ張っていた右前歯が、なんとなくしゃんと真っ直ぐに下向きになって、後ろに引っ込んできたような・・・。
誰も見ていないときには何度も口を大きく開けてみたりして、ゴムがさらに引っ張りを強める状態になるようにしています。

とにかく来月8月末まではこの調子でマウスピースが壊れないように壊さないように、祈りながらやっていきます。
その14に続きます
コメント