フランスで60代から始めたマウスピース矯正 その10

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ゴム輪デビューです!

毎年1月2月はどういう訳か日が経つのが速く感じるのですが、今年も例に漏れず、1月10日から早くも1ヶ月経過、予約診察の日が来ました。

それで・・・。結果的にやっぱりゴム輪の装着になりました。それも左右対称なんです。 お見苦しいので青で単色にしましたがこんな感じです。楕円でマークした場所です。

ゴム輪は直径6.4ミリほどの極小さいのを伸ばして上の糸切り歯と下の第一大臼歯との間にかけます。付けるところはやっぱり予想していた通りでした。

ワイヤー矯正でのゴムかけはワイヤーに引っ掛ける部分がたくさんあるはずですが、マウスピースには一体どうやって歯に引っ掛けるのかというと、私のSmilersのマウスピースの上の歯には当初から両方の糸切り歯のところにちいさな引掛け用の切り込みのようなものがデフォルトで付いています。常々これは何だろうと思っていたのですが、要はゴムかけ用だったんですね。

そして下の歯には先生が歯茎とマウスピースの間に引っ掛け用の銀色のボタンを付けました。マウスピースはあらかじめボタンの部分を想定したカットになっているのでボタンが邪魔でマウスピースがはまらないということはありません。

今考えたのですが、これは私のためにあつらえたマウスピースだからこんな作りになっているのだと思います。他の人では切れ目やカットの仕様が違うと想像します。

結局不要だったツール

それで今回はゴムをかけるためのプラスチックのツールをもらいましたが、(11月に購入していたのですが結局買わなくても良かったのか)これは指の腹を使ってやる方がしやすいので全く使ってません! 

1ヶ月ぶりでの「矯正再開」

久しぶりにマウスピースを1日中装着、しかも新しいものを付けたのですが、今回は新しくスキャナーを取って採寸(?)したためか、治療の間に最初の見積もり通りに行かず、19あるマウスピースの最後の方には合わなくなっていた右前歯がぴったりフィットして、「ああ、やっぱり現在の状態に合ってるんだ」と実感します。

それはいいのですが上も下も最初の数日間は外す時結構手間取りました。
外す際にアライナーリムーバーを引っ掛けて垂直方向にまっすぐ引いてもそれでマウスピースが動いて外れるまで結構時間がかかりました。1ヶ月の間、それ以上動かすことがないという前提で同じマウスピースを1日12時間だけ付けていて、今回再度動かし始めたのでギャップが激しいようです。

ゴム輪を付けた感想

ゴム輪を付けるということで、拘束衣並みとまではいかないにせよ、縛られた不自由な感触だろうと思っていましたが、なるほど一応付けた感じはします。でも『それまで』です。

それで毎回付けて3分後にはゴム輪のことなんか忘れています。ゴム輪装着も2、3日すれば要領がわかるので苦労してません。

でも口を大きめに開けると見えるんですね〜。こんな時早く矯正期間が終われば、と思ってしまいます。 付けているとゴム輪が伸びて効力がなくなるので24時間ごとに新しいのに替えるように言われてますが、なるほど1日使ったものと新しいものを比べるとこんなに違います。

右の1個は新品で左の2個が1日装着したものです。
色が変わって直径が伸びているのがわかります。
(©sakuraex.eu)

ゴム輪はどうせC国製かな、と思っていましたが、袋のウラを見たら米国製でした。

今回のステップではマウスピースは8枚とのこと。おおよそ2週間毎に1枚交換するのでこれが終わるにはだいたい4ヶ月後です。さてその後にはどうなるか。それでゴム輪がナシになればいいんですがやっぱり今回と同じで『その時点で様子を見てから』になるんでしょうね。

その11に続きます

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