マイナスの請求書

最近職安テーマが続いて暗くなってしまったのですが、
今日はちょっと明るいお話。

昨日ORANGEから
ネット契約の請求書が到着

金額を見ると、マイナス27.01ユーロでした・・・。
金額がマイナスの請求書なんて聞いたことが無い方もあると思いますが、フランスでは電気ガスなどの公共料金ではよくあります。

目次

実質的に検針は一年に一度!

フランスでは毎月どころか隔月の検針などありません、
半年に一回、
「○月×日の朝9時から12時の間に検針担当が伺いますから居てくださいね。もし不在の場合は24時間アクセス可能電話または検針員が置いていったハガキで連絡をお願いします」

というお知らせレターが送られてきます。検針員は何時に現れるか全くもって予測不可能なので結局当日は午前中ずっと
家にいるか自分のメーターの数字を電話の音声メッセージ宛に伝えるかもしくはハガキで連絡することになります。

ただし年に一回(つまり検針の2回に1回)は自己申告ではなく検針担当による実測をしないといけないことになっていて
これが仕事をしている人には休みを取って検針員にお付き合いをするかアパートの管理人やお隣のおばちゃんなどに鍵を預けて(これ嫌だよね?)お願いすることになってしまうのであります。

ウチも結局比較的休みが取りやすい私が年一回午前半休を取って対応していました。

時々取られ過ぎになるのです

ただし料金の支払いは電気ガス等は2ヶ月に一回。検針もしてないのにどうやって使用量がわかるの?という素朴な疑問が湧いてきますが<見積もり計算>によって「これだけ利用してるでしょうね」とあちらが勝手に決定した使用量による金額を請求して来るのです。

通常は見積もり概算と実際の使用量はたいした差は無いので問題は生じないのですが、人によっては長期留守をした期間があると払い過ぎに。

その場合、実検針後、もしもその前の4ヶ月間に払い過ぎであればその分を引いて請求してくれますが、差が酷い時にはマイナス記号が付いた請求書が来たりするのです。この場合、請求書に返金分の小切手が添付されてプラマイゼロになっている場合、あるいは今回+次回請求時は払い過ぎた分については差し引かれ払う必要が無いというケースもあります。

ORANGEのキャンペーンの払い戻し

今回の私のケースはORANGE(旧名フランステレコム)のキャンペーン値引きが適用になっていたための払い戻しでした。

こんな感じで今頃キャンペーンの割引分が全て控除。

上記の様にフランスの請求書はすごくわかりにくいのです。
一目見て理解出来ましたか??私は出来ませんでした。

他社対抗の光ファイバーキャンペーンでORANGEが打ち出した特待料金、通常は12ヶ月の間は毎月14ユーロ引いた額に
なると聞いたので契約したのですがまずは1月始めの請求書は割引無しで計算され、それでも仕方ないので支払っていました。
これまでの経験からそのうち割り戻されるはずだろうと。
そして先月2月始めは聞いていたよりも割引が少ない、一体キャンペーンはどうなったのか?などと思っていました。

今月やっと清算。 今月は1サンチームの支払い義務もありません。
やった!
と思ったら、マイナスの額がやたら多いので来月4月も払う必要がなさそう。

料金先取りされた感があるけど、まあいいか。キャンペーンはしっかり適用になっているし。お得ですね、やはり。

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