micro(auto)-entrepreneurとURSSAFの個人アカウント

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URSSAFに登録後、「自分のアカウント」を作る

micro(auto)-entrepreneurとして登録する時について書いたことがあるのですが、実は自分のmicro-entrepriseのアドミ関係についてのアカウント作成をする必要があります。

もちろん登録したら、確認書類が送られてくるのを待たなくてもその日からすぐにお仕事~売上、入金をゲットすることは何の問題もありません。

ただ、最初に行ったmicro(auto)-entrepreneurとしての登録とは別に、URSSFのサイトにマイアカウント(mon compte)を作って、毎月(または四半期ごと)の売上申告+社会保険料の引き落とし支払いができるよう準備をする必要があるのです。

アカウント作成には自分のmicro-entrepriseの番号(SIRET)とSecurité Sociale(carte-vitalの番号です)が必要です。登録の後、SIRET番号の通知が送られてきた後の数日以内ぐらいにやっておくと後であわてなくても済みます。

マイアカウントの登録

  1. まず、URSSAFのautoentrepreneurのサイトを開きます。
    https://www.autoentrepreneur.urssaf.fr/portail/accueil.html

    右上のMon compte(黄緑色で囲んだところ)をクリックします。
  1. 下の画面になるので、右半分のJe n’ai pas encore de compteのところに送られてきたSIRET番号と社会保障番号を入力、後は画面の指示に従って電話番号やメールアドレス、パスワード設定等をします。

    これは郵送での連絡はありません。即アカウントが作成されます。
黄緑色で囲ったところに番号を入力して続行します。

マイアカウント(mon compte)では色々なことが可能

アカウントを作ったら早速ログインしてみましょう。URSSAFのautoentrepreneurのサイトを開いて、Mon compteをクリックして今度は左側にセキュ番号か登録済みメールアドレス、パスワードを入力してマイアカウントに入ります。

マイアカウントの中では売上の申告、URSSAFへの社会保険料振り込み口座の登録・管理、その他色々が可能です。メニューの中にはまだ構築中のものもあったりしてクリックすると「まだ利用できません」という表示があるのですが、逐次機能が追加されてもっと便利になっていくようです。

売上申告の例

一例として、売上申告のコーナーを見ましょう。左側のタブのそのまた左上にある、”Declarer et payer”の”Mon écheance en cours”をクリック。

すると下の画面になります。これは3ヶ月ごとの申告を選んでいる場合の画面ですので”4ème trimestre 2020”と表示されています。

売上を入力する窓が3つありますが、これは業務の内容によるので入力する箇所は1つだけです。
金額を入力する欄は一箇所だけ

売上を入力する窓が3つありますが、これは業種によって入力場所が異なっているために3つあるので入力する箇所は1つだけです。

*ここで入力されている金額はダミーです。

右下の青い”Suivant”のボタンを押して進むと、社会保険料の金額等がわかる仕組みになっています。


先程入力した売上に応じた金額が直ちに計算され、表示されます。

通常はこの金額に意義は無いはずなので右下の”Valider”ボタンを押して売上申告はおしまい!

申告月の翌月1日の正午までは申告した金額の訂正ができるのでその場合はもちろん右の支払い金額も変化します。

そして何もせずに放置しておけば登録した銀行口座から右記金額が引き落とされURSSAFの口座に入金されます。

支払う義務のある金額が即座に表示。
この画面は2年目の割引額ですが、「初心者割引(ACRE)」適用の3年目が
過ぎると非商業活動のサービス提供業者の場合で22%もの社会保険料。

さて、”Calendrier-des-échéance”のところを見ると、下のようにこれから1年分の申告時期の一覧が見れます。毎月申告する設定にした人は12ヶ月分出てくることになりますね。

3ヶ月ごとの申告の場合。一番上は一応申告が終わっていますが、
まだ締め日が来ていないので表示されています。

このURSSAFサイトはお役所とはいえ税金サイトと違って見やすく、直感的に操作できるので誰が見てもわかりやすいと思います。(あいかわらずmicro-entrepreneurではなくauto-entremreneurとの表記がされているのは、ご愛嬌)
これからもっとできることが増えるようですのでおかしな表現ですが、楽しみです

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