5月7日、ロックダウン解除(正確には封鎖緩和だと思います)に向けての説明が政府から全国にTVで放映されました。午後3時という時間帯ですが、基本的に家に居る人が多くを占めているので見た人も大勢いたはずです。
前々からの段取りでは全国を<緑・オレンジ・赤>の3色に分けて日々ウイルスの影響度に合わせて塗り替えていくというものでしたが、この日の最終結果を表した地図がこれ!
緩和措置には不安が・・・・
パリを中心としたイル・ド・フランスから東方に向けてのおおよそ3分の1がまだ<レッドゾーン>で油断出来ない地域になっています。
・・・これで月曜から会社とか出勤して大丈夫なの?と言いたいですが、在宅勤務や時差出勤で地下鉄などの混雑を避けるようにとか言っていますが、皆さん不安材料満載ではないでしょうか・・・。
一応全国的には自宅から100km以上には仕事は家族に面会などの正当な理由がなければ出てはならないことになっているので赤の地域から感染者が来ることはあまり考えられないのですが、<グリーンゾーン>に居るほうもこれでどっと人間が中心街に繰り出したりした場合、なりを潜めていたウイルスが活動しだしたりしないかと、本音はすごく不安です。
実際、4月末にグリーン・ゾーンの真ん中の西南部ドルドーニュ県(上の地図では24の数字)の田舎町で葬儀に参列した人々の間でクラスターが発生したことが5月8日に公になっています。
5月11日になってもこの町は隔離状態が続くのだと思います。でももともと人がごく少ない田舎ですから・・・。
葬儀参列者はロックダウン最中にはあるまじき人数だった、しかも外国のポルトガルやスイスからも参加、ということで、首を捻ります。(ファミリーだから?それとも「遠方から来ちゃった」から?)
低感染地帯でもマスクは必須
上記のような、まったく他に感染者がいないところに ”誰かひとり” がウイルスを持ってくるとまたたくまに感染が広がるほど感染力が強いことがこのウイルスの怖さです。
5月11日からは外出の際にいちいち証明書に記入して持って出なくてもいいことになるのはうれしいですが、街では誰が近寄ってくるかわからないのでわたしはマスクは必須と考えています。
サージカルマスクが普通の薬局やパラファルマシーで購入できるようになったのは良かったですが、これからネット等でも量を気 にしないで注文できるようになることを願っています。アベノマスクではありませんが、やはり”洗濯可能”とか謳っている布製マスクにはクエスチョンマークがいっぱい付きますからね。
最近日本の古い友人たちとFacebookで話していても、場所が何万kmと離れているのに同じ話題(=新コロナ Covid-19)になります。こんな現象は実際本当に珍しい、というか普通ではない現象、新コロナウイルスは全世界共通の敵であることは間違い有りません。
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