電気コンロの掃除には洗剤はご法度

今日は家の中で電気コンロの掃除。洗剤は不使用が原則です。
この写真は操作のタッチパネル部分、この通り大中小の3つ口コンロです。

週末からフランスおよび大陸ヨーロッパ中北部はほとんど寒波にすっぽり覆われてしまった感がありますが、今日は家で電気プレートコンロのお掃除を。

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フランスの電気コンロには3種類あります

我が家では去年秋の引越し以来ガスコンロでは無く電気コンロ使用になりました。都市ガスは昔引いてあった跡はあるもののガスの配管は取り外してあるため再度引くには大金がかかります。

そのため、ガスコンロは”台所設備完備”で売る事にして泣く泣く前のアパートに置いて来たのでした。

電気を使った調理用コンロはフランスの場合3種類あります。

ひとつは旧式の「電気コンロ」、これは学生用のスデュディオなどによくあるやつで多くは狭い台所用で丸い金属版が台に2つ付いているもの、時にガス式コンロの4つ火口のうち1つが
これである場合も多いです。
なんで電気の火口が1個ついているのか結構不思議なのですが地域のガス工事とかでしばらく使用不能になっても電気で一応最小限の調理が出来るということでしょうか。前のガスコンロはこれでした。でも使っていると金属に錆びがつくんですよね・・・・。なべが汚れます。
フランスに来て何度かこれ式のコンロを使って来ましたが掃除をしても旨く行きません・・・。もうあきらめでした。

さて後の2つは近年出てきたモデル、日本でもおなじみIH、そしてビトロセラミックといって渦巻き状にしたニクロム線がセラミックプレートの下に埋め込まれてあるものの2種類です。

私はIHよりも後者ビトロセラミックを選択しました。なぜかというとIHは確か電子レンジと同じ原理と聞いたのでちょっと遠慮しました。電子レンジを避けるのは考えすぎと言われそうですが、これはIHほど鍋の素材が限定されていません。

一番の理由は価格的にもこちらが若干お安いからでした。それに後で気付いたのですが、電源を切った後も余熱が残るのでそれでしばらくは加熱を続けられることになり、電気代の節約にもなっていると思います。

セラミックプレートのお掃除

買った時、”ピカピカのブラックボディ”はとてもきれいでした。
でも使わないで置いておくことは出来ません。使用していると次第に油や食品の跡が目立って来たのですが取り扱い説明書を見ると
「強烈な洗剤やタワシや金属など尖ったものでこすってはダメ」
とあるではないですか。

何を使ったらいいのですかね?コンロを買ったD社の店舗でまた専用洗剤を買うの?と思いながら調べたのですが、洗剤は基本的には使ってはいけないそうです。

表面に使っている素材は同じなのでIHと掃除方法は同じでした。

準備するもの
  • Bicarbonate(重曹)
  • Blanc de Meudon(パリ郊外で採掘される白粘土)
  • 普通のスポンジ
  • ミクロファイバー製掃除用布

BicarbonateとBlanc de Meudon はbioのお店とか通販で手に入ります。
ミクロファイバーはこの街のモノプリで購入しましたがほとんどのスーパーの台所掃除用具売り場にあります。

お掃除の手順

STEP
まず重曹を表面に散布、少量の水を加えてミクロファイバー布の粗い側でしこしここすります。
気長にやさしくこすっていくと油などのこびりつきは退散。

油脂や吹きこぼれなどの跡のデイリーな掃除だけならこれだけでもOK。
ですが、鏡の様にピカピカにしたいのなら続けて次の<粘土パック>のコースをお勧め。

STEP
その後Blanc de Meudonを少量の水でハンドクリームより少し緩めに練り、指でセラミック表面にお顔の美容パックの様に塗ります。
そのまま5分ほど放置。スポンジはこの後活躍します。
STEP
水を含んだスポンジで粘土を大まかに取り除き、その後は再びミクロファイバー布の登場。水を含ませ緩めに絞って白い跡が
無くなるまで丁寧に拭き取ります。
STEP
磨きあがったコンロ。上の換気扇が映るぐらいにきれい。
新品と見まがう程です。まだ水分が少し残っています。

でも以前住んでいたところにも近い92県Meudonにこんな粘土が取れるところ
があるのですね・・・。Meudon、街を外れると小さな森や池もあってピクニックや散策も楽しめるところでした。

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