不動産屋への依頼はこんなふう

*とある全国的不動産サイトの一画面。今回来てもらったところとは直接の関係はありません。

先日の続きです。

 不動産売却の方法について。

色々ありますが、

  1. 不動産屋に代理させる
  2. 自分で広告を打つ
  3. 知り合いに口コミで売る

大きく分けて上記の三つが頭に浮かぶと思いますが一般の人には2と3は不動産売却時のメンドウな処理などがネックになって無理な場合がほとんどです。

そこでウチでは不動産屋さんにお願いすることに。

目次

不動産屋さんをどうやって選んだ?

・・・何のことはないのですが、たまたまネットで見たちっちゃな一軒家の広告がちょっと気に入って、
「物件見たのですが」
と連絡したに過ぎません。

広告の写真と間取りがかなり魅力的だったのですが、写真は自分ちを写したモノを現物と比較したところ結構目がごまかせます。
信じて70%かな?と。今の世の中修正も大有りと見ています。
ハリウッド女優を使った色んな宣伝なども修正ばっちりだろうし。

これからアパートなど購入を検討している方々、写真は参考程度だと思った方がいいですよ。

・・・それで、さっきの話に戻りますがダンナが不動産屋に連絡したらケータイの電波がうまく届かないので会話にならなくて、
「それじゃ直接来て話しましょう」
ということに。徒歩20分ほどの不動産屋の事務所に行きました。
(この街は中心地区やそれに近いところならどこも徒歩範囲内なので助かります)

なんと建物の日本式一階にあるのですが、どうも普通のアパートを改造して事務所に作り変えた感じのところでした。普通のシャワーとトイレのスペースがトイレだけとして使われていたり・・・。
事務所にいる人は30前後の男性二人、取り扱い物件は当地方というか地元の地域のみ。

みんなが良く知っている全国チェーン、OやC、Fなども数店市内にはありますが決まった地方や街での住まい探しであればこんな地元の独立系エージェントもいいのでは、と思います。まあ、要するに自分が探している条件にぴったりあった物件を持っているかどうかなのですが、売主の中には数軒の不動産屋に依頼しているケースも多く同じ物件をあちこちで見ることも実はよくあります。

・・・と、こんな物件はきっと売り急いでいるか売れないこと承知かそんなところであることも。

・・・とは言っても今のアパートは文字通り全国チェーンのCを通したのでしたが。ここのエージェントは数年経って責任者も挿げ替えられて変わり果ててしまったので使いたくはなくて他所を探した次第なのです。

見積もり訪問の様子は・・・

面談の結果やはり新しく購入するなら今のところが売却できると決まってからがリスクが無いと(当たり前だよね)いう事で、まずそれでは今のアパートがいくらになるか見積もりに来てもらうことに。

約束の日朝10時半ぴったりにインターフォンが鳴りました。このいい加減な南フランスでは珍しい。

不動産屋の兄さんは、アパートを一通り見回して、キッチン、バスルームなどのリフォーム済み箇所をチェック、広さを測って電気配線は現在の基準に合っているかどうか等の質問をした後、即評価額を提示しました。アパートの場所を元に1平米あたりの基準価格を持っていて計算したのでしょうが、慣れている感が。
年齢よりも不動産屋としての経験がモノを言っているのでしょうか。

やっぱり購入額+工事費その他もろもろの経費より安い。
しょうがないよね、不動産一般の価格が下がったんだから。

買い手が現れるのかな・・・・

キャノンの一眼レフっぽいカメラでパシャパシャ写真を撮って「ウチのHP以外にも色んなサイトに載せます、フェイスブックにも」

とか言って帰っていきましたが、内心は売れるかどうかわからん、と思っているのでしょうか。
こっちも似たようなそんなにも高級でもないアパートが結構売り出し開始から日が経っても残っているのをネットでいくつも見てるのでわかります。

そうそう、実は我がアパートがある建物の2階上の最上階のアパートのひとつが競売にかけられていたのですが、このほど競り落とし人が登記を済ませたらしく、極安価格でネットにかかってました。興味半分で見たいと連絡したのですが、やっぱり止して置きました。同じ建物なら引越ししても同じ環境だからです。でも競売物件は標準価格より安く手に入るのでうまい具合に希望に合う物件があれば本当にお得なのですよねえ・・。

日本の小説で<女達のジハード>というのがあったのですがその中にも競売でマンションを手に入れた女性の話が。
(この小説は好きな部類に入っているのですがこの題はちょっといただけません。ジハードという単語をこんな話に使ったら怒られそう。どうせ日本語バージョンだけで外国には紹介はされていないだろうから問題にもなっていないけどこんな題を付けるのはやっぱり異文化に疎い日本人だな、と。海外の作家はこんなことしない。
どうせ外国語混じりにしたいならフランス語を入れて<女達のバタイユ>とかにした方がテーマにあっているしいかにも女性モノじゃない?)

話は横にそれたけど、売れないだろうな、とダンナの意見。はてどうなるか?

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