(ほとんど)30年後のジブラルタル

しばらくぶりの更新です。本当に今、世の中ではいろんなことが起こって色々と考えることばかりなのですが、今日はそれには関係なくこの夏の前に訪れた南スペインの話題です。

実は1990年代にも訪れたことがありました。1990年代というと人によっては大昔なのですが「あれ、そんなに昔とも思えないけど昔なのね」という人もあるかと思います。私は例に違わず後者なのですが、今回はそういうことで2度めに訪れたジブラルタルについて。

目次

ジブラルタルの今昔比較

ここでは、94年の写真と現在2023年の風景を並べています。94年の写真は若干退色しているプリント版をスキャンしたもので色の補修はしていません。また、砂色の飾り枠を付けています。

入国ゲートの感じがまったく違ってました!

94年

94年6月当時

クルマは左側、ヒトは右側を通って国境越えです。
94年の時は確かクルマのコントロールとヒトのそれとが同じブースのそれぞれ反対側で対応していたような記憶があります。どうしよう、入ろうか戸惑っているとブースに居るイギリス人のイケメン兄さんが、「カモン、入りましょう」と楽しそうに誘導してくれました。なんと明るーい入国(でもなぜかスタンプ押印は無し)。これでこの場所の訪問の雰囲気が決まりました!

2023年

今回はパスポートがEU以外の人は全員薄暗いパスポートコントロールのお部屋にある切符売場みたいな窓口に並びました。(でも今やEU外のイギリスへの入国のはずなのになぜEUパスポートだと見せるだけなの???)そして、そこに居るのは結構コワモテの英国人係員。う~ん。

滑走路を越えて街に入る

そして国境を超え、みんなの行く方に歩いていくと、人のながれが止まり、信号機が赤に変わったので踏切待ちかなにかをしているようです。車道のクルマもストップ。

実はこれはたまたま飛行機が離陸する直前に居合わせたのでした!
このすぐ後に左側から飛行機がやってきて一瞬のうちに右側方向へと離陸しましたが、特急か急行電車の踏切みたいにシュッと通ってしまい、あまりに急だったので飛行機を撮った写真は失敗してしまいました。

仕方がないので下にネットで探してきた拾い画像を載せます。(いつの写真かわからないのですが、下の写真の滑走路にマークされた青地に白い文字がまだ無い時のものらしいです。)
ジブラルタル側から写したものなので画面の上部の大きな建物群はスペイン側の街。(ラ・リネアというところ)

踏切が開くと、広い滑走路を越えてジブラルタルの街に入ります。つまり入国後、街に行くには滑走路を通過する必要があります。ここは年月が経ってもほぼ同じ。飛行機の滑走路を歩いて横切る体験は他ではほとんど不可能ですね!

そして滑走路を過ぎるとスーパーがあります。スーパーの場所は変わってませんでした。
写真は94年のものです。

94年6月。右の建物がスーパー

ここで帰りにサンドイッチを購入したのですが、従業員は全員毎日国境を越えて通勤している地元のスペイン人で、しかし会計はポンド。カードで購入したのですが、レートはどんなのかしらんと思いました。ユーロ外での支払いは嫌なのでこんな少額の買い物だけにとどめてよかったです。そもそも今回私たちは良さげなレストランには遭遇しなかったので、まあいいか。

街(ジブラルタル岬)の中

これは案内板です。(街に入ってすぐのところではなく、少し歩いたところにあったと思います)

なんとなく曖昧な案内なので中心街に行く道と誤解して、どんどんまっすぐ先に進んだら、クルーズ船の乗船場の入り口に突き当たり、警備員から乗客ではないとこれから先は進入禁止だと言われ、Uターン。

クルーズ船。一緒に入国した人々の大部分が
実はここの乗客で、彼らについていった結果迷い子に。

もと来た道をいくと、オーシャンビレッジという案内版があったのでそちらへ行くと、小さな港のような区域にレストランが数件あるようなのが見えたのですが、おかしなことに全然お客がいるような雰囲気じゃない。お昼時間なのですが、とにかく閑散としているので首をかしげながらその区域を脱出。

本当はここを通るとショッピングモールなどに行けるんですよね。↓

←左は94年に撮影したものです。

ここは全く変わっていないはずで、上の今年2023年の写真の奥にこのゲートが写っています。実はこれは今気づいたのです。手前の噴水のようなものに遮られてゲートが見えませんでした。このお陰でショッピングモールなどのある界隈にはたどりつけませんでした!
下調べもろくにしなかった罰でトンデモ方向に行ってしまったのですが、逆にジブラルタルのビジネス街のような界隈を見れたのでまあいいか、です。



こちらは94年当時の中心街の商業地区の写真です。

そして、今回初めて目にとめたのが、これとこれ。

郵便ポストと電話ボックス。

どちらも赤い色でかわいいです!


お昼どきになって、私達がハマりこんでしまった中心街の外にも、レストラン自体はその辺にポツポツありましたが、「予約が必要」とか入っても誰もサービス担当が出て来ないなど不思議な雰囲気でしかもポンド建てで払うのも嫌だしもう歩くのも疲れたので退散することにして、上に書いたスーパーでサンドイッチとミネラルウォーターを購入してパーキングに置いてきたクルマまで戻って食べることにしました。

辛口表現でゴメンナサイですが、現地人は概して感じ良くなかったです。きっと物見遊山の外人観光客にうんざりなんでしょうね。
そして、道路の舗装の整備などをやっている労働者はスペイン人ばかり。スペイン側の会社に外注しているのでしょうが、ここで階級みたいなものがあるのかな、と思ってしまいました。

そして、出口。もちろん、またパスポートコントロールがあります。

出国ゲートです。

ここの担当のほう(スペイン入国)が厳しくて、屋外でのサングラスをかけたままだったのですが、写真と見比べるから外してと要請されました。ただ、スペイン国籍者は自国のDNI(身分証明カード)を機械に通すだけで良く、メトロの改札みたいな機械が何台もありました。ジブラルタルで働いているスペイン人が一斉に通る朝夕の出退勤時間はメトロの駅みたいな風景が見られるんでしょうね。

ジブラルタルに行くには

ジブラルタルには列車(RENFE)は通ってはいません。ただ、バスの便はアンダルシア各地からあり、終点がジブラルタルの手前のラ・リネア(LA LINEA)という便に乗れば国境の近くに降ろしてくれます。

飛行場はありますが、航空会社はBAまたはEasy Jetで、ほとんどロンドンからの便に限定されています。
ですから欧州各地からはやはりアンダルシアで近い街、アルヘシラスやマラガからのバスでのアクセスになります。
レンタカーやマイカーでももちろん可能、できればマルベージャなどを通る地中海側の道路が景色もよくてお勧めです。たとえばマラガから来る山側からの道路は有料区間があり、しかも景観はあまり楽しめません。地中海沿いは高速道路も無料、コスタ・デ・ソルの高級リゾート地で、産油国や世界中の超富裕層の別荘や高級ホテルが建ち並んでいるのも見え、そばを通るだけで別世界に来たようでした。

スペイン側にあるパーキング。2時間ほどで5~6ユーロ前後なので
それほど高額ではなく、構内にWCも設置されています。

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