*イワシの塩焼き・・・。フランスでも”バーベキューだ”とか言って夏にはよくやります。
先週から気になるPicardのチラシ、というか宣伝ブロッシャーと言った方がいいのかカタログ式になってるお買い得品情報。
この街では毎週火曜日にごそっと宣伝チラシ類が郵便受けに入って来ます。
パリ(のそば)に居た頃よりも数が多くて、これはどうしてなのでしょうかと疑問なのですが、郊外型大型店舗が結構そばに在るせいなのかなって思います。
Picardにはほぼ何でもある
フランスに来た頃、Picardのお店がやはり住んでいた(パリではない)街にもあったのですが、秋冬だったこともあってそんなに気にもしていませんでした。
寒い季節に特別に寒いフランスの内陸部のせいで、冷凍食品屋に入る気にはなれなかったせいもあるのでしょうか。
パリに引っ越してしばらく経って最終的に定住したアパートのメトロの駅のすぐそばにPicardがあり、今度は夕方など会社帰りに立ち寄り買い物も何度かしていました。一応冷凍品しか無い特化ストアなのでそばのモノプリなどよりだんぜん空いていて、レジがスイスイ進むのでそれも嬉しいものでした。フランスの(というより日本以外の)スーパーはレジが遅いので有名、それを夕方やられたら疲れがさらに増すんですよね、実際。
さて、そういうわけでフランスに来て数年経ってやっとPicardについて発見し始めたのでした。
店舗はだいたいどこもアイスクリームの冷凍ケースをペタペタつなげた感じの商品ケースがラビリンス状に店内スペースに並んでいて、しかも肉・野菜・調理済製品などと種類ごとに分けられているので選びやすいです。
うまくしたもので入ってすぐのところにお買い得品コーナー、そしてレジの手前周辺はデザートが置いてあって、これは購買者心理に基づいたのでは?と推測してます。
そして、最初びっくりしたことは刻みパセリとか刻みネギなどの冷凍や輪切りズッキーニ
の冷凍、オーブンで焼くだけのパンやクロワッサンまであるのには、うーん。これはパン屋が閉店している時とかに役立ちます。スープやラザーニャやピザ等フランスでも大人気のイタリアン、そして最近では野菜主体のベジ料理の調理済食品も充実。
こんなバラエティは日本の普通のスーパーの冷凍食品売り場では見当たりませんでした。
お魚に注目
パリでも魚屋はあります。最近は固定店舗が減ったようですが市場とかスーパーではたいてい魚屋があり、魚が購入できます。Rangisで仕入れたらしいまあ新鮮なものもあります。(但し念のためお刺身にはしませんでしたが。)
でもフランスの市場は主に青空市場で週に2日程しかありませんし第一鮮度は本当にいいのかという疑問もあります。切り身になっているとちょっと確認しにくいのが実情ですよね。
スーパーで特売になっている魚を多めに買って自分で冷凍することもよくありましたが、あまり長く置けないなと思っているところ、Picardの冷凍魚に注目すべきと思いました。
基本的に現地で冷凍しているので鮮度が保たれているし、なにより産地が明確なので安心。
それでパリに居た頃は結構お世話になっていましたが引越し先のここでもなんと徒歩20分以内に店舗があります。こういうところだけが街の中心街に近いところに住むメリットでしょう。
さて今週いっぱいはPicard全店で色んな商品を結構大安売りされているようですが、お魚コーナーも例外ではありません。
これとか・・・南アフリカのメルルーサ、一応骨は取ってあるとのことです。
またはこれとか・・・。こんな中型エビはパエリア必須アイテム。マダガスカル産。
イワシもあるのですが、これはこの近辺の地中海産の小型イワシを生で買った方が絶対いいと思います。去年はアパートの近隣関係を考慮して出来なかったけれどこれからの季節、グリル焼き(バーベキュー)とかやりたいです。煙と匂いが出るんですよね、でも。
日本にもピカール?
ところで日本にも去年からピカールが進出しているのですね。実店舗は東京の一部分にしかありませんが、見るとフランスで売っている商品がかなりの数でそのまま来てたりしています。特にお菓子とかパンとか調理済食品。
お菓子やフォアグラの品揃えはさすが、なのですが、お魚が少ないのは何故?
日本では魚を並べても商売にならないと思われたのでしょうか。でも鮮魚を買いに行く暇とそもそも魚屋が近くに無い人も多いハズなのに。
フランスから不思議不思議??のsakuraでした。
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