ワクチン接種しました! (第1回目)

目次

接種は来た者勝ちの『優先』順位になりつつ・・・

ワクチン接種の優先順位についてはつい先日書いたばかりですが、決まった期日はなんのそので地域・地方によってはたとえ23歳の若者でも39歳のレジ係の女性でも、希望してやって来た人には接種してあげているところも出てきました。

5月半ばまでは55歳以上に限るとされていたのにもう規則に従わず需要と要求に従って実行してしまうのは、さすがというか柔軟性があるというか、この現場判断は称賛してしまいます!できるだけロックダウン解除の効果を早めるには出来る人からどんどんワクチン接種していくことが本当は望ましいんですよね。

公けの発表では18歳以上の人で、基礎疾患等がある人は既に接種の権利があるのですが、これは医師の診断書が無くても自己申告で病弱だと言うことでOKになっています、やはり解禁日以降に殺到しないよう均等に行わないということと、建前とのせめぎあいでしょうか。

50歳以上は5月10日から、そして『ラストミニッツ予約』を若者層にも

(5月6日追加)そして5月6日には指定の持病のある人には16歳以上からファイザーワクチンの接種可能、と接種可能年齢を下げ、50歳以上の全員が10日から予約可、そして11日からは年齢を問わず夕方に翌日に接種可能なワクチンが余っていれば即接種または予約して翌日接種できるように大統領から公式に発表されました。

現場判断の適切さに追随した感があります。もとよりワクチンには保存上の問題から有効期限があり、また1瓶を何人分かに分けて使用することから事前予約者だけに限ると1瓶が使いきれず余って無駄にすることもあります。無駄にせず、できる限り早く多くの人に接種するためにはこれが一番有効です。(というかなんで最初からこういうふうにしなかったのか)

段階的に規制を緩めながら最終的には6月30日を今の所ロックダウン解除の大成功Xデーにしているマクロン政府では、6月末には全国の半数の約3000万人がワクチン接種を完了することを目的にしています。
1月にロックダウンしないで切り抜けようとして不成功だったので、これでうまくバカンスまでに世の中を『正常化』して来年の選挙につなげたいという目論見が見え見えですが、さて本当にこれで万事うまくいくでしょうか? 秋以降は???

見守るしかないですね。

実はワクチン接種しました

SAKURA自身は先日ワクチン接種に行ってきました。

本当は全然若くないので余裕で予約できました。この地方のワクチン接種会場は4月20日過ぎから突然多数の空きが出て、ネットで見ると場合によっては翌日の予約とかも出来るようになったので朝8時半ごろからPC画面とにらめっこして場所取りしました。ここでは2回めの接種も同時に予約することになっています。
でも空き状況、これも毎日変化していくと思います。要はワクチンの配達・供給状況によるんですよ。

予約サイトはDoctolib、大都市では他にも色々あるようですが、ここが社会健康保険からの推奨サイトです。地方ではネット予約はここしか無いところもあるかもしれないですね。https://about.doctolib.fr/covid-vaccination/

ネット予約の概要

ネット予約のステップを簡単にご紹介します。ある程度フランス語が読めれば簡単にできます。

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予約画面に入る前に

まず、予めdoctolib.frでアカウントを作っておきます。自分だけではなく家族(votre procheとかいう表示です)の分の予約もできるので家族についても自分のアカウントに登録しておくと便利です。(携帯番号とメールアドレスが必要)

STEP
ワクチン接種のページhttps://about.doctolib.fr/covid-vaccination/にアクセス

ページの下の方に書いてある条件に当てはまればネットでの予約が可能です。PRENDRE RENDEZ-VOUSのボタンをクリックし、出てきた小さなウィンドウに書いてある中で自分に当てはまる条件のラジオボタンをクリックしてチェックマークを入れると空き日時や会場を調べる画面にアクセスできます。(つまり、条件に合わなければ予約画面に行けない)

予約画面でまずは郵便コードを入力すれば近くの会場と空き日時の一覧が見れます。カレンダーのようになっていてわかりやすいです。おかしなことに「予約可能な日時はありません」とメンションされていても、各会場のPRENDRE RENDEZ-VOUSのボタンをクリックしてみると、予約可能な日時が出てくることもあります!!!

STEP
カレンダーのスケジュール表から予約したい日時を選択し、後は画面に従うだけでOK。

1回目の接種日の後、2回目の接種日を選ぶと、さらにÀ lire avant de prendre un rendez-vousという小さなウィンドウが出現するので一応確認し、J’ACCEPTEをクリックすればOK。

ほどなく登録メールアドレスに確認メールが送られてきます。

STEP
前日に再確認のメールとSMSが届きます。

更に前日にはダメ押しの確認メール&SMSが届きます。

接種当日

いよいよ接種の日が来ました! 夕方5時過ぎでしたがこの日は朝からイライラどきどきしていました・・。もちろん会場によって少しずつ様子が違うはずですのでこれはご参考程度にしてください。

1.会場到着

到着すると入り口で受付者名簿を持っているガードマンの様な人に予約した時間と名前を伝えます。家族で前後の時間に予約していればここで一緒に受付してもらえば、一緒に入場できて接種できます。

2.入り口での名前チェック

入り口のカウンターで身分証明書を出して本人チェック。ここではまだCarte Vital(フランスの健康保険証カード)は必要ありません。その後ほとんど待つことなく、お医者さんの受付に案内されました。

3.医者による問診

ドクターは引退ドクターが復活して来てここでボランティアやってる、という感じでした。

Carte Vitalを出し、氏名、生年月日等をチェック。私の日本姓はカードには載ってないにせよデータの中に登録されているのですが、それを見て「日本人?」と聞かれました。

余談ですがCarte Vitalの番号は年金も含めた社会保障番号になっているのですが、その番号体系は性別生年月、出生場所が数字コードで表されています。
詳しくはここでは書きませんが、番号の中で99となっているのは「フランス国外で出生」、その次の3桁は国コードです。日本のコード217を見てわかったのでしょうか、それとも医療関係者が見れる個人データに文字で記載されているのですかね・・・。

それから問診に入ったのですが、ごく簡単。現在熱など怪しい兆候はないか?、これまでコロナに罹ったことはないか?検査で陽性になったことは? ・・・云々。
それからひとつ難しい単語で
「〇〇は飲んでいますか?」
と聞かれ、一瞬〇〇の意味がわからなくて返答できなかったのですが、一緒に来たうちのダンナが
「あ、血液が固まらないようにする薬なんか飲んでませんし、他にも何にも。なにせクスリというのが大嫌いな女で・・・」
と、助っ人してくれました。例の血栓騒ぎのアストラゼネカの件があるので今回打つのはファイザーなのですが、質問事項にこれがあるようです。要するに血液凝固因子のある人にはストップがかかるのではないでしょうか。クスリについて聞かれるのはこれだけなので、この手の薬を飲んでない人は「NON」の答えでいいはずです。
また、常用薬がある人はその処方箋を持参して見せると安心です。ダンナの方は飲んでいる高血圧の薬の処方を見せましたが、特に問題はありませんでした。

(ちらっと見たのですが、医師が持っている質問事項の書類の最後の方には「妊娠しているか」などの項目がありました。流石に私は聞かれませんでしたが。シングルマザーも多いフランスでは独身女性にも質問するでしょうから要注意。)

4.ワクチン注射

その次はいよいよワクチンの接種。医師のカウンターの向こうにテントの様になって外から見えなくしてあるものがいくつかありましたが、ほとんど待っている間もなく、その中のひとつから
「どうぞこちらに」
と呼ばれました。
どうやら1つのテントには2人までが入れるみたいで男女2名の担当者(おそらく消防署の救急隊員)がそれぞれ対応してくれました。私の担当者の女性は、
「ワクチンは、えっ? 小学校以来! へえ~っ。それじゃ左腕を出して、手は握らないで力を抜いて・・・、はい、おしまい」

5秒もしなかったと思いますが、まったく痛みを感じない、血も出ない・・・。なんじゃ、これ。期待していた子供時代のあの痛~い予防注射の記憶が嘘みたいでした。とりあえず絆創膏を貼ってもらいますが、シャワーでお湯がかかっても大丈夫とのこと。

そして場内の椅子に座って念の為15分間待機。見張りのお兄さんがいるので15分は確実に居ないと出られません。なんにも起こらなかったので、そのまま帰宅。会場到着から大体45分ほどで終わりでした。

1回目ワクチンの後

家に帰ってもなんともありません。夜になっても熱も出ないし、これは翌日になると怖いと思っていたのですがあくる朝打ったところが少し痛かっただけ、激痛というのでもありません。机の角にぶつけた方がまだ痛いぐらいの痛みでした。

その後一週間経ちましたが、熱も全く出なかった、で拍子抜けです。そう言えば、時々頭を中心にふにゃっとする感じがして、時々眠気を感じたこともありますが、この程度でした。念の為痛み止め&解熱剤のDoliprane 500(日本人で小柄な人には1000は強すぎと思います)を薬局で購入してあったのですが必要なかったです、完全肩すかし。

接種後もらった証明書の裏面にはいろいろな副反応について解説してあります。©sakuraex.eu

私は個人的にはロックダウンほぼ完全解除予定の6月30日までに、解除に対して何らかの障壁が出てきてもおかしくは無いと思ってます。

インド由来の株もこちらで既に数件発見されています。数件とは見つかったものだけなので実際にはもっと多いはずですね。だからもし罹っても軽く済むようにと、ワクチンで防御することにしたのですが副反応は2度目の接種の後が本格的だと聞いています。さてどうなるでしょうか。

それでは来月の接種後、また記事にすることにします。

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