CFE(会社の不動産税)に関係する変更(スペース縮小)の申請

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変更申請は年1回のチャンス

去年の年末にCFEを支払うために政府の税金サイトのプロアカウントを作って振り込みをしたお話をしました。

ここでは触れませんでしたが、実はSAKURAは事業所としての自宅の仕事用スペースの広さを多めに申告してしまっていました。

micro(auto)-entrepreneurで私のように物品販売もせずほぼデスクワークであるなら、最低の1m2で事足りるところを、2m2 などと、2倍に申告したので、最初の年よりも収入が増えた2020年分の請求が来る今年の暮には去年よりもっともっと多額が請求されてくるのは確実です。

それでこれを実情に合わせて訂正しないと大損なのですが、CFEに関わる変更申請は驚くことに、

年1回、4月から5月の頭にかけてしか提出できません。

また、その年度用の申請用紙は大体4月10日前後以降にならないと、作製されないので予めダウンロードもできません!
そして何日になればネットに上がってくるのかはその時々で違っているようなので4月に入ったら2,3日ごとに政府のサイトを覗いてみるしか知る方法は無いようです。
(本当にフランスのお役所らしい対応です)

4月第2週に申請用紙を入手

それで4月7日頃から時々このリンクをクリックしてアップされたかどうか確認していたら、15日過ぎに今年のもの(ファイル名に今年である2021という数字が入っている)がアップされているのを発見、早速ダウンロードしました。ダウンロードは普通は一覧画面一番上のpdfファイルでOKです。

後は該当する欄を埋めていけばいいのですが、このpdfファイルはPCで上で入力できるようになっているので手書きの部分はサインのところのみで済みます。

コードや事業内容などの欄は変更が無いなら、micro(auto)-entrepreneurを登録した時最初に税務署から送られてきたペーパー、または初回のCFE申告用紙上に書いてあった内容を入力しておけば大丈夫です。
記入(入力)するところは下の通り。

COTISATION FONCIÈRE DES ENTREPRISES 2022 の変更申請用紙記入欄
普通はこのページのみ記入、オレンジで囲ったところは必須です。
緑色は今回私が記入したところになります。

全部で4ページあるのですが、micro(auto)-entrepreneurの場合、通常は記入欄は最初の1ページだけになるはずです。それでも一応4枚全部プリントアウトしました。
これを5月1日以降最初の仕事日(今年の場合5月3日)までに所管の税務署のSIE(企業の税金を扱っているセクション)宛に郵送するのですが、私は念の為書留にしました。

4月半ばにならないと用紙が入手できなくて、締切が実質月末ですから、なんか精神的に慌ただしいです。

私は面積減らしのために申請をしましたが、住所が変わったり会社を閉鎖した場合も行う必要があるようです。前年度についての申請をするので翌年の4月に行うのですが、うっかり忘れそうで要注意ですね!

まとめ

  • Micro(auto)-entrepreneurの登録内容で事業所について変更があったら翌年4月にCFEに関する変更届けを提出。
  • ただしその届け用紙は4月半ばにならないとダウンロードできない。
  • 記入した用紙は5月になるまでに所管のSerive des Impôt des Entreprises(SIE)に郵送すること。

これで年末にどんな請求額が来るのかわかりませんが、『節税』にはなったと思います・・・。

COTISATION FONCIÈRE DES ENTREPRISES 2022 の変更申請用紙

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