ミクロからナノにホームメイドで変更、SIMカードのカット体験記

携帯電話を買い換えると、必ず必要になるのが中に入っているカード、SIMカードを取り出して新しい機器に入れるという作業です。

店の人にいつもやってもらうよほどのお任せ人ではない限り、スマホや携帯を使っている人は誰でも一度は入れ替えをしたことがあるはずです。

SIMのサイズ変更?!

スマホが届いて中を確認、さてSIMカードはどこから入れるのだっけ、とカードを入れるところを開けてみたら、

「なんか小さい」

になったのでした、実は。

そう、今のXperiaはナノSIMという今流行り始めた(?)一番小さいSIMしか入らない。iPhoneは前からそうでしたよね。

私のSIMは大手S社のものでも契約期間の縛り無し格安契約のもの。ミニSIM(標準SIM)のアダプターに入るミクロSIMです。契約が2014年だからね・・・。
ネットで契約後、送られて来たミニSIMアダプターに嵌まったSIMなんて大して気にもかけてはいなかった。
「変なSIMだね」
と、この程度の本当に携帯ガラパゴス人間だったのであります。当時使っていたガラケーはもちろん昔サイズの標準ミニSIMだったし、12年式サムソンも同じ。SIMのサイズに3種類あるなんてぜーんぜん知りませんでした。

3つのサイズ

実に私の知らないうちに携帯、そしてスマホの進化に伴ってSIMカードも小型化して行っていたのです。
そしてこれ以降今から出る機器のはほぼみんなナノSIMになって行くでしょう。
さすがにもうこれ以上は小さく出来ないとは思いますが、この先は機器に固定されたSIMではない認識方法になりそうだという話です、もっともこれは一般的になるには少なくとも数年はかかりそうな気がしますが。

ナノSIMでなければスマホに入らない、それでしばしスマホは<SIM不装着>状態。
S社のサイトを見ると、今配布しているのはミニ/ミクロ用アダプターに入っているナノSIMとのこと。それで<新しいSIMカードを注文>するとその新しいのを郵送してくれるのですが、なんと10ユーロ取られます。たかが10ユーロ、されど10ユーロ・・・。頼むのもなんかイヤーだな。

手作りのナノです

ナノSIMについて、というかSIMのサイズについてその時調べていたのですが、同時に出てきたのが”SIMをカットしてサイズ変更”というものでした。
これは動画で見た方がわかりやすそうでしたが、You Tubeにたくさんのチュートリアルが出て来ました。英語、フランス語や時には日本語など。世界共通の悩みなのですね。カットするための専用のホッチキスみたいな用具もどこかで手に入るようですが、1度しか使わないのにそれは無いと、ビデオを参考にカットしてみることにしました。

ビデオも人様々で型紙みたいなのを使っている人やカッターナイフと定規で丁寧にカットしている几帳面な場面もあって相当器用である必要があるのかなと緊張しましたが、数本の(要するに何人かの例を参考にしてみようと)ビデオを見てみました。

そしてあくる日、「失敗したらS社に新しいのを注文すればいいや」、と決行。

机の上でしこしこ30分程。
はさみヤスリ(下のビデオ参照)で裏と切り口を微調整、XperiaのSIMスロットに
嵌るのを確認して、電源ON。大成功でした。
裏にヤスリをかけた方がいいのは本当のナノSIMが薄めだからだと思います。
またSIMを嵌めこむ方向が間違っているとスマホは反応しないので注意。

私の場合一番参考になったこの方のビデオ。他にも色んな方式が。

*あくまでも<私の場合>です。荒っぽくはさみでジョッキンは結構勇気要りますよ。https://youtu.be/7osWcHaJGfI
失敗もあり得るのであくまでも自己責任でどうぞ。

また、ナノSIMを嵌めてミクロSIM以上の大きさで使うことができるSIMアダプターも安価で出回っているそうですので切ってしまった後、もしも別のミクロSIM採用機種に変更することになっても大丈夫だと言えますね!

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