初めてマウスピースを装着してから3週間経つまで、最初は取り外しがちょっと大変でしたが、2週間を過ぎるころになるとほぼ指だけでワンタッチで外せるようになりました。そして、「もうちょっとこれにも飽きてきたので早く新しいのと交換したい」と思ったのですが、一応3週目に交換と指示されているのでじっと我慢。
21日目、初めてのマウスピース交換
そしてついに21日目の朝、2つ目のマウスピースの入った袋の封を切って交換にトライしました。
ん???
キツイ!!
もしかして製作ミス?!
結局ちょっと苦労したものの、すっぽり収まりました。
新しいものに換えたときはいつもこんなものらしいですね。
アタッチメント装着後の出来事
そして、マウスピース装着後初のキャビネ(医院)訪問。SmilersはInvisalign同様、何週間かおきに受診+新しいマウスピースをもらうことになっています。今回は1枚目+2枚目それぞれ3週間ずつ装着の後の、6週間目の受診です。
木曜夕方6時の予約。自宅で仕事をしていてお勤めではないのでもっと早い時間でもいいのですが、キャビネの都合なのか? 前回のレントゲン+スキャナー検査の時はもっと早い時間だったので矯正中の通常の来診はこんな時間帯なのでしょう。ちなみに初診と初めての装着はお昼ごろと午前中でした。
そういえば最初の1枚からこのアタッチメントが入るための突起がマウスピースについていましたが、初めのうちは慣れないのでアタッチメントは付けないそうです。
で、3枚目のマウスピースを嵌めてもらったのですが、おーっ、キツイ。
やっぱりアタッチメントが付けられたせいです。上下前歯がすごく締めつけられた感触。それでも私は鈍感にできているのか歩いて帰る頃にはまったく感じなくなっていました。
しかし、8時頃夕食のためにマウスピースを外そうとすると・・・・・・・、
外れません。えっ、今日の昼まで内側から爪をひっかけて簡単に取ってたのに?
格闘すること30分以上、おかげで右親指の爪は内出血を起こしてしまいました。(痛みと色が抜けるまで全治5日)
アライナーリムーバーはマウスピース矯正に必須!
アタッチメントのせいでマウスピースがより強固に歯に嵌っていて、これからはもう指ではない何かでひっかけなければいけないことに気づきました。早速Amazonで調べるとプラスチック製のアライナーリムーバー(crochet)がたくさんみつかりました。大体5~6本セットで10ユーロ以下なのでとりあえず2種類ピックアップして翌日の金曜日に注文、超特急で翌日配送してもらえるようにしましたが、この金曜の朝昼夜と土曜の朝昼の合計5回の取り外しの際はすごく苦労しました。
平らで比較的ソフトな素材のもので、マウスピースと歯の間にひっかかるものとして、竹製の耳かきとかプラスチック製の歯間ブラシのおしりとか使いましたが所詮この用途のためにはできていないので・・・。(コーヒースプーンを使う方法も後で聞きましたが金属だとプラスチックのマウスピースが痛むかもしれないということで試してはいません。)
土曜日の午後、Amazonから待望の到着メールが入り、徒歩3分のAmazonロッカーに取りに行きました。地方の田舎都市ですが、街が狭いので割と便利なのですよ。
アライナーリムーバーはだいたい下の写真の感じのプラスチック製で、先がかぎ針編みの針のようになっていて、これを歯の内側からマウスピースに引っ掛けて少し空気を入れる感じで外します。原則として顔をまっすぐ前方に向け、一番後ろの奥歯の部分に引っ掛けて上(下の歯の場合)または下(上の歯の場合)に向かって床に対して垂直方向に引くのですが、急激に引くとマウスピースが傷みかねないのでゆっくりと引きます。うまくいかない場合には隣の歯でやってみるとかでなんとかなります。時々勢いあまってポンと外れることがあるのでマウスピースが下に落ちないようもう片手を添えていればいいかもしれません。
やはりお安い商品なので製造にはあまり気をつかっていないようで写真でもわかるように先が若干尖っています。これはメーカーは異なってもほとんど同じ感じで、Amazonのコメントで「歯茎を傷つけた!」と言ってお怒りの人もいますが、爪用のヤスリで若干削って丸みを付ければ問題ありません。
アライナーリムーバーについては、事前にいろいろ調べた時には見たことがなくて、準備もしていなかったのですが、マウスピース矯正を始めるなら用意しておくことを絶対お勧めします。私のようになってあわてても遅いです。
ちなみにAmazon.frではアライナーリムーバーはOutil d’enlèvement d’Aligner やcrochet gouttiere dentaireなどの語で検索すると見つかります。
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