先日あんまりお天気がいいので30分ほどドライブして海岸へ。
海岸到着
一瞬わかりにくいけど、
上が空
中が海(地中海)
下が砂浜
の三層になっています。


石垣でちょこっと草が生えているのですが、元々は砂地。掘った感じも大違い、
それにもぐらはまず住んでいませんね。森の中ならもぐら穴が結構あるのですが。
それでも汗だく(??)になって砂に大穴を開けました。前足ブルドーザー、もう
いい年のはずなのに一向に衰えません。
波打ち際
ひえー、なんじゃい、これ? 怖そうだからこの辺でやめとこう。
それでも楽しみました
な、なんですかね、これ?
向こうからひたひたと水が押し寄せてまた帰っていく・・・。
久しぶりにリードから開放されて自由な瞬間を楽しむ我がへっぽこ犬。
犬は現在しか生きていない
のですね。いつも今、面白いことがある、 今おいしいものがそばにある、今人間と遊んで楽しい、今静かでゆっくり寝られる、など、今現在のことしか頭に無いのです。
過去を懐かしむのも時には感傷に陥ってしまう未来の出来事をあれこれ考えても特に昨今はネガティブな考えに
なりがち・・・
人間のそんな思惑をよそに犬は文字通り、今しか生きていないのです。
単純なことでたとえしょっちゅう叱られていても次の瞬間にはケロっと忘れて生きることを精一杯楽しんでいるようです。
引越し少し前に9歳になった我が犬も良く見ると顔の部分に白髪が出て来てますが、もちろんそんな事全く気にもせずに相変わらず餌を求めて、遊びを求めて、より良い寝床を求めて、走り回っています。歳を取ったのでイケメンぶりも若干衰えたのですがそれは飼い主が考えることで当の本人は気にもしていないのですね。
本当に今この瞬間を生きている犬、我々人間もこの点は見習わないといけないのですね。昔を懐かしがっても仕方が無い、これから先を憂慮してもなるようになるしかならない。特に最近のこの世の中で生きてゆくには時にこういう考え方も必要でしょう。
Vivre l’instant présent、(今の瞬間を生きる)、これはある意味で生き方の原点かも知れませんが調べてみると結構よく言われているのです。そして我がワガママ犬はまったくその通り暮らしているのです。
飼い主は叱るばかりではなくその犬に教えてもらうことも多々あるのですよね。
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